auひかりには1ギガに加えて5ギガ・10ギガのプランがあります。注目すべきは5ギガが1ギガと同額で使える点です。
ただし戸建て限定で、提供エリアも限られます。この記事では条件と、実際に選ぶ価値があるのかを整理します。
先に結論
- 5ギガ/通常+550円が35ヶ月0円。1ギガと同額です。
- 10ギガ/通常+1,408円が35ヶ月858円。
- 条件/戸建て限定・ずっとギガ得プラン・対象エリア(東京・神奈川・埼玉・千葉の一部)。
- 37ヶ月目以降/auスマートバリューまたは自宅セット割に加入していないと通常料金に戻ります。
対象エリアか確認する
戸建て限定で、提供エリアが限られます。判定だけなら申し込みは不要です。
※本サービスはベストエフォート型です。記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。
料金の仕組み
| プラン | 通常の追加料金 | 割引後(35ヶ月) | 1ギガとの差 |
|---|---|---|---|
| 1ギガ | — | — | — |
| 5ギガ | +550円/月 | 0円 | 同額 |
| 10ギガ | +1,408円/月 | 858円/月 | +858円 |
← 表は横にスクロールできます
この割引は「超高速スタートプログラム」によるものです。5ギガは追加料金が完全に相殺されるため、対象エリアの戸建てなら選ばない理由がありません。
37ヶ月目以降の注意
- 割引は35ヶ月間です
- 37ヶ月目以降も割引を継続するには、auスマートバリューまたは自宅セット割への加入が必要です
- 加入していない場合、5ギガは+550円、10ギガは+1,408円に戻ります
- スマバリを使っている世帯なら、実質的に問題になりません
提供条件
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 住居タイプ | 戸建て限定(マンションは対象外) |
| 料金プラン | ずっとギガ得プラン |
| 提供エリア | 東京・神奈川・埼玉・千葉の一部 |
| 近畿・東海の戸建て | auひかり自体が対象外 |
← 表は横にスクロールできます
条件が重なるため、実際に選べる人は限られます。まずエリア判定で対象かどうかを確認してください。
10ギガを活かすには環境が要る
ここが最も見落とされる点です。契約するだけでは速度は出ません。
| 必要なもの | 要件 | 足りないと |
|---|---|---|
| LANポート | 10GBASE-T以上 | 1Gbpsで頭打ち |
| LANケーブル | カテゴリ6a以上 | 1Gbpsで頭打ち |
| スイッチングハブ | 使うなら10G対応 | そこで頭打ち |
| Wi-Fi | 高速規格対応の親機・子機 | 数百Mbps程度に |
← 表は横にスクロールできます
一般的なパソコンでは1Gbpsが上限です
- 市販のパソコンの多くはLANポートが1000BASE-T(1Gbps)です
- この場合、10ギガを契約しても1Gbpsを超えることはありません
- 10GBASE-T対応のポートを持つ機器は、まだ一般的ではありません
- Wi-Fi経由なら、そもそも1Gbpsに届かないことがほとんどです
そもそも1ギガで足りるのか
| 用途 | 必要な速度 | 1ギガで足りるか |
|---|---|---|
| 動画視聴(4K) | 25Mbps程度 | 大幅に余裕 |
| オンライン対戦ゲーム | 100Mbps+低Ping | 余裕 |
| ビデオ会議 | 上り3〜10Mbps | 大幅に余裕 |
| 大容量ファイルの送受信 | 速いほど有利 | 用途次第 |
| 複数人が同時に高負荷利用 | 合計で判断 | 余裕があると安心 |
← 表は横にスクロールできます
auひかりの1ギガの実測は有線平均で下り約929Mbpsです。日常用途では、この時点で必要量を大幅に上回っています。
それでも高速プランを選ぶ理由になるもの
- 5ギガは同額/デメリットがないので選んで損はありません
- 家族が多く同時利用が多い/合計帯域に余裕が生まれます
- 大容量データを日常的に扱う/動画編集、クラウドバックアップなど
- 機器を10G対応で揃えている/環境が整っているなら活かせます
他社の高速プランとの比較
| 回線 | 標準 | 高速プラン |
|---|---|---|
| auひかり | 1Gbps | 5ギガ(同額)・10ギガ |
| NURO光 | 2Gbps | 10ギガ・20ギガ |
| 光コラボ各社 | 1Gbps | 10ギガ(提供エリア限定) |
← 表は横にスクロールできます
NURO光は標準で2Gbpsですが、理論値の差が体感に出るかは端末環境次第です。どの回線でも、LANポートが1Gbpsならそこで頭打ちになります。
高速プランを選ぶ前に確認すること
この順番で判断する
- ①対象エリアの戸建てか/マンションは選べません
- ②5ギガか10ギガか/5ギガは同額なので迷う必要なし
- ③10ギガなら端末環境を確認/LANポート10GBASE-T以上、ケーブルはカテゴリ6a以上
- ④スマバリに加入するか/37ヶ月目以降の割引継続条件です
5ギガ・10ギガに関するよくある質問
5ギガは本当に1ギガと同額ですか?
ずっとギガ得プランで対象エリアの戸建てであれば、超高速スタートプログラムにより35ヶ月間は追加料金の550円が全額割引されます。37ヶ月目以降も、auスマートバリューまたは自宅セット割に加入していれば割引が続きます。
マンションでも申し込めますか?
申し込めません。5ギガ・10ギガは戸建て限定です。マンションで最も速いのは光配線方式の1Gbpsで、タイプV・タイプEは最大100Mbpsに制限されます。
10ギガにすれば体感で速くなりますか?
端末側の環境が整っていなければ変わりません。LANポートが10GBASE-T以上、ケーブルがカテゴリ6a以上でないと1Gbpsで頭打ちになります。一般的なパソコンは1000BASE-Tのため、契約しても効果を体感できないことがほとんどです。
後から5ギガ・10ギガに変更できますか?
プラン変更が可能な場合がありますが、手続きや条件は契約内容によります。また超高速スタートプログラムの割引期間の扱いも変わる可能性があるため、申し込み時に選んでおくほうが確実です。
10ギガにすると工事の内容は変わりますか?
対応する機器の設置が伴います。工事日程や費用の扱いは契約内容によるため、申し込み時に確認してください。初期費用相当額割引の対象になるかどうかも合わせて確認しておくと安心です。
Wi-Fiでも5ギガの速度は出ますか?
出ません。Wi-Fi接続では有線より大きく落ちます。5ギガ・10ギガの性能を活かすには有線接続が前提です。Wi-Fiで使うなら、1ギガとの体感差はほとんどありません。
5ギガにデメリットはありますか?
追加料金が35ヶ月間0円なので、対象エリアの戸建てで、ずっとギガ得プランならデメリットはほぼありません。ただし37ヶ月目以降はauスマートバリューまたは自宅セット割に加入していないと月550円が加算されます。スマバリを使う前提なら問題になりません。
10ギガ対応のホームゲートウェイは選べますか?
契約プランに応じた機器が割り当てられるため、利用者側で指定することはできません。10ギガを契約すれば対応機器が提供されます。ただし機器が対応していても、端末側のLANポートとケーブルが対応していなければ速度は出ません。
対象エリアかどうかはどこで確認できますか?
エリア判定で住所を入力すると、1ギガだけでなく5ギガ・10ギガの提供可否も確認できます。東京・神奈川・埼玉・千葉の一部が対象で、同じ都県内でも住所によって異なります。
3年間の金額で比較する
| プラン | 追加料金(3年) | 得られるもの |
|---|---|---|
| 1ギガ | 0円 | 実測 有線平均 約929Mbps |
| 5ギガ | 0円(35ヶ月割引) | 理論値5倍。同額なので選ぶだけ |
| 10ギガ | 約30,888円 | 理論値10倍。端末環境が必要 |
← 表は横にスクロールできます
10ギガは3年で約3万円の追加です。端末側が1Gbps対応のままなら、この3万円は効果を生みません。環境を確認してから判断してください。
10ギガの環境を整える場合の費用
| 必要なもの | 目安 |
|---|---|
| 10ギガの月額(3年) | 約30,888円 |
| 10GBASE-T対応の機器 | まだ高価な部類です |
| カテゴリ6a以上のケーブル | 数千円 |
| 10G対応のスイッチングハブ | 使う場合は別途 |
← 表は横にスクロールできます
回線費用だけでなく、機器の投資も必要です。この投資に見合う用途があるかを先に考えてください。4K動画やオンラインゲームなら1ギガで足ります。
5ギガを選ぶ人・10ギガを選ぶ人
| 状況 | 推奨 | 理由 |
|---|---|---|
| 対象エリアの戸建て・一般的な用途 | 5ギガ | 同額なので選ばない理由がない |
| 家族が多く同時利用が多い | 5ギガ | 合計帯域に余裕が生まれます |
| 10G対応の機器を揃えている | 10ギガ | 環境が整っていれば活かせます |
| 大容量データを日常的に扱う | 10ギガを検討 | 動画編集・クラウドバックアップなど |
| Wi-Fi中心で使う | 5ギガで十分 | Wi-Fiでは差が出ません |
| マンション・エリア外 | 1ギガ | 選択肢がありません |
← 表は横にスクロールできます
大半の人は「5ギガが選べるなら選ぶ、選べなければ1ギガ」で結論が出ます。10ギガを検討するのは、端末環境まで整えるつもりがある場合に限られます。
まとめ
この記事の要点
- 5ギガは35ヶ月間、追加料金が0円。1ギガと同額で使える。
- 10ギガは35ヶ月間、月858円の上乗せ。
- 戸建て限定・ずっとギガ得プラン・対象エリア(東京・神奈川・埼玉・千葉の一部)。
- 10ギガを活かすにはLANポート10GBASE-T以上とカテゴリ6a以上のケーブルが必要。
- 37ヶ月目以降はスマバリまたは自宅セット割に加入していないと通常料金に戻る。
5ギガは同額なので選ぶだけ。10ギガは端末環境が整っているかを確認してから判断してください。
Webからの申し込みで特典が適用されます
開通工事は日程を押さえた順に埋まっていきます。使いたい時期が決まっているなら、早めの手続きが確実です。
※本記事の内容は2026年8月時点の公開情報に基づく参考値です。提供エリアおよび料金は変更される場合があります。
【出典・注記】
- 料金・提供エリア・超高速スタートプログラムの条件:KDDIおよび正規代理店の公開情報
- 実測速度:みんなのネット回線速度に投稿された直近3ヶ月のauひかり測定結果の平均値
- 記載の速度はベストエフォート型サービスの技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。表記の金額はすべて税込です。