auひかりはKDDIの独自回線であるため、フレッツ光のような全国一律の提供ではありません。戸建てタイプは、そもそも契約できない地域があります。
この記事では、提供エリアの確認方法と、対象外だった場合の代替手段を整理します。エリア判定はすべての検討の出発点なので、ここから始めてください。
先に結論
- 戸建て(ホームタイプ)/近畿・東海の各府県は原則として提供対象外。沖縄県は「auひかり ちゅら」という別サービス。
- マンションタイプ/全国が対象。ただし「建物が導入済みかどうか」という別の条件がある。
- 5ギガ・10ギガ/東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部のみ。
- 判定は住所を入力するだけ。確認だけなら申し込みは発生しない。
エリア判定は最短30秒
住所を入力すると、対応の可否と建物のタイプが表示されます。判定だけなら申し込みは不要です。
※提供状況は建物および地域によって異なります。最新の内容は遷移先の公式ページでご確認ください。
戸建て(ホームタイプ)の提供エリア
auひかりホームは、関東を中心に、北海道・東北の都市部や九州の一部などで提供されています。一方で、以下の地域は原則として対象外です。
| 地域 | 該当する府県 | 代わりに使える回線 |
|---|---|---|
| 近畿 | 大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山 | eo光 |
| 東海 | 愛知・岐阜・三重・静岡 | コミュファ光 |
| 沖縄 | 沖縄県 | auひかり ちゅら |
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なぜこれらの地域だけ提供されないのか
これらの地域には、KDDIと関係の深い地域限定の独自回線がすでに展開されているためです。近畿はeo光(オプテージ)、東海はコミュファ光(中部テレコミュニケーション)、沖縄はauひかり ちゅら(沖縄セルラー)が担当しています。
重要なのは、これらの回線でも「auスマートバリュー」が適用される点です。auスマホとのセット割を目的にauひかりを検討していた場合、エリア外でも同じ割引を受けられます。auひかりが使えない=セット割を諦める、ということにはなりません。
エリア外でもauスマートバリューは使える
- 近畿にお住まいなら → eo光
- 東海にお住まいなら → コミュファ光
- 沖縄にお住まいなら → auひかり ちゅら
いずれも独自回線で、速度面の特性もauひかりに近いものがあります。
なお、上記以外の地域でも設備状況によって個別に対象外となる場合があります。「対象エリアの県だから必ず使える」とは限らないため、住所単位での判定が必要です。
マンションタイプの提供条件
マンションタイプは全国が対象ですが、住んでいる建物にauひかりの設備が導入されているかどうかで利用可否が決まります。エリア内であっても、建物が未対応なら契約できません。
また、導入されている配線方式によって最大速度が変わります。
| タイプ | 配線方式 | 最大速度 |
|---|---|---|
| タイプV | VDSL(電話線を併用) | 最大100Mbps |
| タイプE | LAN配線 | 最大100Mbps |
| タイプG | VDSL+G.fast技術 | 最大664Mbps |
| タイプF等 | 光配線 | 最大1Gbps |
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エリア判定では、対応の可否と同時にこのタイプも確認できます。速度を重視する場合は、契約前に必ず確認してください。
5ギガ・10ギガの提供エリア
高速サービスは戸建て(auひかりホーム)専用で、提供エリアはさらに限定されます。
5ギガ・10ギガの条件
- 提供エリアは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部
- 戸建て限定。マンションでは選択できない
- 超高速スタートプログラムの割引対象は「ずっとギガ得プラン」のみ
関東の戸建てであっても、同じ市区町村内でエリア内と外に分かれることがあります。1ギガは使えるが5ギガは対象外というケースも珍しくありません。
住所単位で判定してみる
同じ市区町村でもエリア内と外に分かれます。判定は住所を入力するだけです。
※記載の内容は本記事作成時点の情報です。提供状況は変更される場合があります。
エリア確認の手順
- 住所または郵便番号を入力する戸建てかマンションかを選び、住所を入力します。集合住宅の場合は建物名まで入力すると精度が上がります。
- 判定結果を確認する「利用可能」「建物未対応」「エリア外」のいずれかが表示されます。マンションの場合は配線タイプも確認できます。
- 高速サービスの可否を確認する戸建てなら、1ギガに加えて5ギガ・10ギガが選べるかもここで判明します。
- 結果に応じて次の判断をする利用可能なら特典の条件確認へ。エリア外なら代替回線の検討へ進みます。
判定は無料で、この時点では申し込みは発生しません。「使えるかどうか」だけを確認する目的で利用して問題ありません。
エリア外だった場合の選択肢
| 状況 | 推奨される選択 |
|---|---|
| 近畿・東海・沖縄にお住まい | eo光/コミュファ光/auひかり ちゅら。auスマートバリューは継続して使える |
| マンションが未対応 | 建物に導入済みの他社サービス、または管理会社に導入予定を確認 |
| 戸建てでエリア外 | フレッツ光系(光コラボ)が全国対応。ただしセット割の条件は要確認 |
| 5ギガ・10ギガが対象外 | 1ギガで契約。実測平均は下り約929Mbpsで日常用途には十分 |
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引っ越し前にエリアを調べる重要性
すでにauひかりを使っている場合、引っ越し先がエリア外だと契約は解約扱いになります。このとき発生するのが、契約解除料と工事費の残債です。
| 引っ越し先 | 契約解除料 | 工事費の残債 |
|---|---|---|
| エリア内(継続利用の手続きあり) | 0円 | 継続して割引 |
| エリア外 | 4,730円(戸建て) | 残り月数分を一括請求 |
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戸建てで24ヶ月目に解約した場合、残債は約15,000円。契約解除料と合わせて約20,000円の負担になります。転勤や転居の可能性がある方は、候補地のエリアを事前に調べておくとリスクを見積もれます。
特に近畿・東海への転居予定がある場合は、戸建てタイプが原則対象外である点を織り込んでおいてください。マンションであれば、転居先の建物が対応していれば継続できる可能性があります。
エリアに関するよくある質問
エリア判定で「利用可能」と出れば必ず契約できますか?
おおむね契約できますが、実際の工事時に建物の構造や引き込み経路の都合で難しいと判明するケースが稀にあります。特に戸建てでは、電柱からの引き込みルートが確保できないと工事ができません。判定結果は目安として捉えてください。
今はエリア外ですが、将来使えるようになりますか?
近畿・東海・沖縄については、地域ごとに担当する回線事業者が分かれている構造的な理由によるものなので、近い将来に変わる可能性は低いと考えられます。一方、マンションの建物未対応は導入によって解消されることがあるため、管理会社への確認が有効です。
引っ越し先がエリア外の場合、契約はどうなりますか?
解約扱いとなり、契約解除料と工事費の残債が発生する可能性があります。逆に引っ越し先がエリア内で継続利用の手続きをすれば、契約解除料はかかりません。転居の可能性がある方は、候補地のエリアを事前に調べておくとリスクを見積もれます。
自分のマンションのタイプはどこで分かりますか?
エリア判定で建物名まで入力すると表示されます。建物の管理会社に問い合わせる、共用部の配線盤の表示を見るといった方法でも確認できる場合があります。
エリア確認だけして申し込まないのは問題ないですか?
問題ありません。判定は無料で、確認だけで終えることができます。むしろエリアを確認せずに検討を進めるほうが時間の無駄になるため、最初に済ませておくことをおすすめします。
エリア判定でよくある3つの結果と対応
結果1:利用可能(戸建て・1ギガのみ)
最も一般的なパターンです。1ギガで契約できます。実測平均は有線で下り約929Mbpsなので、日常用途では十分な速度が出ます。5ギガ・10ギガが対象外でも、体感差が出る場面は限られるため気にする必要はありません。
結果2:利用可能(マンション・タイプV)
契約はできますが、建物設備の制約で最大100Mbpsが上限になります。動画視聴やWeb閲覧には十分ですが、「独自回線だから速い」という期待には応えられません。
速度を最優先するなら、建物に導入されている他社サービスの配線方式も調べて比較してください。逆に、auスマートバリューによるスマホ割引が目的であれば、タイプVでも契約する価値は十分にあります。
結果3:建物未対応・エリア外
契約できません。ただし前述のとおり、近畿・東海・沖縄であればauスマートバリューが使える代替回線が存在します。マンションの建物未対応については、管理会社に導入予定を確認してみる価値があります。
エリア判定の前に押さえておきたいこと
- 「県単位で使える/使えない」ではない/対象エリアの県でも、設備状況によって住所単位で対象外になることがあります。
- マンションは建物名まで入力する/建物名がないと正確な判定が出ません。
- 判定結果は確定ではない/実際の工事時に、引き込みルートの都合で難しいと判明する場合が稀にあります。
- 引っ越し予定地も先に調べる/転居先がエリア外だと解約扱いになり、工事費の残債が発生します。
まとめ
この記事の要点
- 戸建ては近畿6府県・東海4県が原則対象外。沖縄は「auひかり ちゅら」という別サービス。
- エリア外でも、eo光・コミュファ光・auひかり ちゅらでauスマートバリューは使える。
- マンションは全国対象だが、建物が導入済みかどうかが条件。配線タイプで速度も変わる。
- 5ギガ・10ギガは東京・神奈川・埼玉・千葉の一部、戸建て限定。
- 判定は無料・住所入力のみ。申し込みは発生しない。
提供エリアはすべての判断の前提になります。料金や特典を比較する前に、まず自分の住所が対象かどうかを確認してください。
エリア内だった方は特典の確認へ
開通工事は日程を押さえた順に埋まっていきます。使いたい時期が決まっているなら、早めの手続きが確実です。
※本記事の内容は2026年8月時点の公開情報に基づく参考値です。提供状況は変更される場合があります。
【出典・注記】
- 提供エリア・配線方式:KDDIおよび正規代理店の公開情報
- 実測速度:みんなのネット回線速度に投稿された直近3ヶ月のauひかり測定結果の平均値
- 記載の速度はベストエフォート型サービスの技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。