auひかりを契約すると、KDDIから「ホームゲートウェイ」という機器が貸し出されます。この機器は自分で用意することができません。月額料金に含まれる形で必ず使うことになります。
この記事では、機器の役割と、追加料金がかかるWi-Fi機能の扱い、返却のルールまでを整理します。
先に結論
- 本体のレンタル料は月額に込み/追加費用はかかりません。
- Wi-Fi機能は別料金/Wi-Fiパック月660円。スマバリ適用で330円が割引されます。
- 市販ルーターも使える/LANケーブルで接続すればWi-Fiパックは不要です。
- 解約時は返却が必要/返却が遅れると違約金が発生する場合があります。
まずは提供状況を確認
建物のタイプによって提供される機器が変わります。
※機器の仕様・料金は契約プランおよび提供時期によって異なります。最新の内容は遷移先の公式ページでご確認ください。
ホームゲートウェイの役割
光回線とインターネットをつなぐ、宅内の中心となる機器です。1台で複数の機能を担っています。
| 機能 | 役割 |
|---|---|
| 回線終端 | 光信号を電気信号に変換します |
| ルーター | 複数の機器をインターネットに接続します |
| ひかり電話 | 電話機を接続する端子があります |
| LANポート | 有線接続用(一般に4ポート) |
| 無線LAN親機 | Wi-Fiパックを契約した場合に有効化されます |
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光コラボでは「ONU」と「ルーター」が別々になっていることがありますが、auひかりはこの機器1台にまとまっています。配線がシンプルになる利点があります。
市販品で置き換えられるのはどこか
| 部分 | 市販品への置き換え |
|---|---|
| ホームゲートウェイ本体 | できません(KDDIからの貸与品) |
| Wi-Fi機能 | できます(市販ルーターを接続) |
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本体は必ずKDDIのものを使いますが、Wi-Fi機能だけは市販のルーターで代替できます。ホームゲートウェイのLANポートに市販ルーターをつなぐ形です。
Wi-Fiパックか市販ルーターか
| 選択 | 月額 | 3年総額 | 手間 |
|---|---|---|---|
| Wi-Fiパック(通常) | 660円 | 23,760円 | 設定不要 |
| Wi-Fiパック(スマバリ適用) | 330円 | 11,880円 | 設定不要 |
| 市販ルーターを購入 | 0円 | 購入費のみ | 自分で設定 |
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判断の目安
- auスマートバリューを適用中/月330円。設定の手間を考えると、そのままでも大きな損はありません
- スマバリ非適用/月660円。長く使うなら市販ルーターのほうが安くなりやすい水準です
- 設定に不安がある/Wi-Fiパックなら申し込むだけで使えます
- 広い家・電波が届きにくい/メッシュWi-Fi対応の市販品のほうが有利なことがあります
2024年10月に月額が550円から660円へ改定され、スマートバリュー適用時の扱いも「無料」から「330円割引」に変わっています。古い記事には「スマバリなら無料」と書かれたままのものがあるため注意してください。
機器が届くタイミングと設置
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 配送時期 | 工事の2日前までに届くのが一般的 |
| 一部の形態 | 工事業者が当日に持参するケースもあります |
| 設置 | 工事担当者が接続・疎通確認まで行います |
| 電源 | 専用のコンセントが必要です |
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設置場所の決め方
- Wi-Fiを使うなら家の中央・高い位置/電波が届きやすくなります
- 有線でつなぐ機器の近く/デスクトップPC、ゲーム機、テレビ
- 電源コンセントに空きがある場所
- 密閉した収納は避ける/熱がこもり、電波も遮られます
- 一部の機種は卓上据え置きのみで壁掛けができません
解約時の返却
返却は必須です
- ホームゲートウェイはKDDIからの貸与品です
- 解約時には返却が必要で、返却が遅れると違約金が発生する場合があります
- 付属品(電源アダプタ、LANケーブルなど)も一緒に返却してください
- 引っ越しで移転手続きをする場合は、そのまま継続利用できることがあります
| 状況 | 機器の扱い |
|---|---|
| 解約する | 返却が必要 |
| 移転手続き(継続利用) | 継続して使えることがあります |
| 機器の故障 | KDDIに連絡して交換対応 |
| 紛失・破損 | 費用が発生する可能性があります |
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返却の手順や送付先は解約手続きの際に案内されます。元の箱を保管しておくと返却がスムーズです。
Wi-Fiパックを使う場合の性能
| 規格 | 技術規格上の最大値 |
|---|---|
| IEEE802.11ax(Wi-Fi 6) | 2.4Gbps |
| IEEE802.11ac(Wi-Fi 5) | 1.7Gbps |
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この数字を出すには条件があります
- 接続する子機側も同じ規格に対応している必要があります
- 古いスマホやパソコンでは、この速度は出ません
- ベストエフォート型のため、実使用速度を示すものではありません
- 提供される機種は契約プランや時期によって異なります
市販ルーターを選ぶときの基準
確認しておく4点
- Wi-Fi 6(11ax)対応か/複数台を同時接続するなら有利です
- 有線ポートが1Gbps以上か/100Mbpsのポートだと頭打ちになります
- 家の広さに合っているか/広い家ならメッシュWi-Fi対応を検討
- 接続台数の想定/スマホ・PC・テレビ・ゲーム機の合計
切り替えるときは、Wi-Fiパックを解約する前に市販ルーターを接続して動作確認してください。順序を逆にすると、Wi-Fiが使えない期間ができます。
ホームゲートウェイに関するよくある質問
レンタル料はかかりますか?
ホームゲートウェイ本体のレンタル料は月額料金に含まれており、追加費用はかかりません。別途料金がかかるのはWi-Fi機能(Wi-Fiパック)で、月660円です。auスマートバリューまたは自宅セット割の適用中は330円が割り引かれます。
市販のルーターだけで使えますか?
ホームゲートウェイは必須です。市販ルーターはその後ろにLANケーブルで接続する形になります。これによりWi-Fiパックを契約せずにWi-Fiを使えますが、ホームゲートウェイ自体を外すことはできません。
Wi-Fiパックと市販ルーターを両方使うと速くなりますか?
速くはなりません。むしろ二重ルーター状態になり、設定によっては通信が不安定になることがあります。どちらか一方に統一してください。市販ルーターを使うならWi-Fiパックは解約して問題ありません。
機種は選べますか?
契約プランや建物のタイプによって提供される機種が決まります。利用者側で自由に指定することはできません。10ギガ対応など、プランに応じた機器が割り当てられます。
故障したらどうすればいいですか?
まず電源を抜いて1分待ってから入れ直してください。それでも改善しない場合はKDDIに連絡すると交換対応になります。自分で分解したり修理したりしないでください。貸与品のため、破損すると費用が発生する可能性があります。
引っ越すときも返却が必要ですか?
移転手続きで契約を継続する場合、そのまま使えることがあります。解約扱いになる場合は返却が必要です。どちらになるかは転居先がauひかりの提供エリア内かどうかで決まるため、まずエリア判定をしてください。
LANポートが足りません。
市販のスイッチングハブを追加すれば増やせます。その際は1Gbps対応(1000BASE-T)の製品を選んでください。100Mbps対応のハブを挟むと、そこで速度が頭打ちになります。
Wi-Fiのパスワードはどこで確認できますか?
本体のラベルまたは同梱の台紙に、SSID(ネットワーク名)と暗号化キーが記載されています。設定画面から変更することもできます。変更した場合は、接続済みの機器も再設定が必要になります。
光コラボとの機器構成の違い
| 項目 | auひかり | 光コラボ |
|---|---|---|
| 機器の数 | 1台(HGWに集約) | ONUとルーターが別のことも |
| ルーター機能 | 本体に内蔵 | 別途用意が必要な場合あり |
| Wi-Fi機能 | Wi-Fiパック(月660円) | プロバイダのレンタルまたは市販品 |
| IPv6の設定 | 標準対応・設定不要 | 対応ルーターが必要な場合あり |
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配線と設定がシンプルになるのはauひかりの実用的な利点です。機器を選ぶ自由度は下がりますが、その分つまずく要素も少なくなります。
まとめ
この記事の要点
- ホームゲートウェイは必須の貸与品。本体のレンタル料は月額に込み。
- Wi-Fi機能は別料金。Wi-Fiパック月660円、スマバリ適用で330円割引。
- 2024年10月に改定。「スマバリなら無料」は古い情報です。
- 市販ルーターで代替できるのはWi-Fi機能のみ。本体は外せない。
- 解約時は返却が必要。遅れると違約金が発生する場合があります。
機器そのもので悩む要素はほとんどありません。判断が必要なのはWi-Fiパックを使うかどうかだけです。
Webからの申し込みで特典が適用されます
開通工事は日程を押さえた順に埋まっていきます。使いたい時期が決まっているなら、早めの手続きが確実です。
※本記事の内容は2026年8月時点の公開情報に基づく参考値です。機器の仕様および料金は変更される場合があります。
【出典・注記】
- 機器の仕様・料金・返却条件:KDDIおよび正規代理店の公開情報
- Wi-Fiパック(内蔵無線LAN)は2024年10月1日より月額660円へ改定。auスマートバリューまたは自宅セット割(インターネットコース)適用時は330円が割り引かれます。改定前は550円、適用時は無料でした。
- 提供される機種は契約プラン・建物タイプ・提供時期により異なります。表記の金額はすべて税込です。