光回線を引いたあと、機器の設定を初期状態のまま使っている家庭は少なくありません。特にWi-Fiのパスワードは、本体のラベルに書かれた初期値のまま使われがちです。

この記事では、費用をかけずにできる基本的な対策を、優先順位をつけて整理します。

やっておきたいこと

  • Wi-Fiのパスワードを変更する/初期値のままにしない。
  • 機器の管理画面のパスワードを変更する/見落とされやすい部分です。
  • 接続機器を定期的に確認する/身に覚えのない端末がないか。
  • ファームウェアを最新に保つ/自動更新の設定を確認します。

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※設定方法および画面構成は機種により異なります。詳細は機器の説明書をご確認ください。

なぜ設定を見直すのか

初期状態のままだと起きうること

  • 近隣から接続される/パスワードが読み取れる状態なら可能性があります
  • 通信速度が落ちる/知らない端末が帯域を使います
  • 機器の設定を変更される/管理画面が初期値のままの場合
  • いずれも設定を変えるだけで防げます

2種類のパスワードがあります

混同されやすいので、最初に区別しておきます。

種類 用途 初期値
Wi-Fiの暗号化キー Wi-Fiに接続するときに入力 本体ラベルまたは台紙に記載
管理画面のパスワード 機器の設定を変更するときに使用 機種ごとの初期値

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後者は存在自体を知らない人が多くいます。ここが初期値のままだと、Wi-Fiに接続できる人が設定を変更できてしまいます。

①Wi-Fiのパスワードを変更する

変更したほうがいい理由

  • 初期値は本体のラベルに書かれています/来客が見られる場所にあることも
  • 設置場所によっては、誰でも読み取れる状態になります
  • 一度知られると、変更しない限り接続され続けます
  • 賃貸で前の入居者が使っていた機器なら特に注意が必要です
設定するときの目安 内容
長さ できるだけ長く
文字種 英大文字・小文字・数字・記号を混ぜる
避けるもの 氏名、生年月日、住所、電話番号
使い回し 他のサービスと同じにしない
暗号化方式 より新しい方式を選ぶ(機種による)

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変更したら再設定が必要です

  • 接続済みのすべての機器で、新しいパスワードを入力し直します
  • スマホ、パソコン、テレビ、ゲーム機、スマート家電など
  • 接続する機器が多い家庭では、それなりに手間がかかります
  • 新しいパスワードは紙に控えて保管してください

②管理画面のパスワードを変更する

ホームゲートウェイには設定画面があり、そこにアクセスするためのパスワードがあります。

初期値のままだと

  • Wi-Fiに接続できる人なら、誰でも設定画面に入れる可能性があります
  • 接続機器の情報を見られたり、設定を変更されたりするおそれがあります
  • 機種ごとの初期パスワードは、調べれば分かることが多くあります
  • Wi-Fiのパスワードと同じくらい重要です

開通日に設定まで済ませておく

後回しにすると、そのまま初期状態で使い続けることになります。

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※記載の内容は本記事作成時点の情報です。特典は予告なく変更・終了する場合があります。

③接続機器を確認する

機器の管理画面では、いま接続されている端末の一覧を確認できることがあります。

確認すること 意味
接続台数 家族の機器の数と合っているか
端末の名前 身に覚えのないものがないか
使っていない機器 古い端末が残っていないか

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身に覚えのない端末があったら

  • 家族の機器でないかを先に確認してください(表示名がわかりにくいことがあります)
  • それでも不明なら、Wi-Fiのパスワードを変更してください
  • 変更すれば、既存の接続はすべて切断されます
  • 管理画面のパスワードも同時に変えておくと安全です

④ファームウェアを最新に保つ

機器のソフトウェアは、不具合の修正や安全性の向上のために更新されます。

確認すること

  • 自動更新の設定/有効になっていれば手間がかかりません
  • 更新中は再起動されることがあります/一時的に通信が止まります
  • 市販ルーターを使っている場合は、そちらの更新も必要です
  • 古い機器は更新が提供されなくなることがあります

ネットワークを分けるという発想

分ける対象 意図
来客用と家庭用 自宅のパスワードを教えずに済みます
スマート家電と主要機器 機器の数が増えるほど管理が複雑になります
子ども用と大人用 利用の管理をしやすくする狙い

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対応している機種なら、SSIDを分けるだけで運用が整理できます。すべての機器で使えるわけではないため、説明書で確認してください。

ゲスト用のWi-Fiという考え方

用途 メリット
来客に使ってもらう 自宅のパスワードを教えずに済みます
子どもの友人が使う 同上
ネットワークを分ける 家庭内の機器と切り離せる場合があります

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機種によってはゲスト用のSSIDを設定できます。来客のたびに自宅のパスワードを教える必要がなくなります。対応しているかは説明書で確認してください。

優先順位をつけて実施する

対策 優先度 所要時間
Wi-Fiのパスワード変更 高い 変更5分+機器の再設定
管理画面のパスワード変更 高い 5分程度
ファームウェアの自動更新確認 5分程度
接続機器の確認 10分程度
ゲスト用SSIDの設定 低(対応機種のみ) 10分程度

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管理画面のパスワード変更は5分で済むのに見落とされがちです。Wi-Fiのパスワード変更より手軽なので、先に済ませてしまうのも手です。

引っ越しや解約のときにも

機器を返却する前に

  • ホームゲートウェイはKDDIからの貸与品です
  • 解約時には返却が必要になります
  • 設定を初期化するかどうかは、返却の案内に従ってください
  • 市販ルーターを使っていた場合は、そちらの設定も初期化しておくと安心です

セキュリティに関するよくある質問

パスワードは初期値のままでも大丈夫ですか?

推奨されません。初期値は本体のラベルや台紙に記載されており、設置場所によっては来客が読み取れる状態になります。一度知られると、変更しない限り接続され続けます。

管理画面のパスワードとは何ですか?

ホームゲートウェイの設定を変更するときに入力するパスワードです。Wi-Fiに接続するためのパスワードとは別物です。初期値のままだと、Wi-Fiに接続できる人が設定を変更できてしまう可能性があります。

セキュリティソフトのオプションは必要ですか?

還元条件に含まれていないなら、必須ではありません。OSに標準で備わっている機能や、すでに使っているソフトで代替できることが多くあります。必要になってから追加すれば十分です。

パスワードを変えたら何をすればいいですか?

接続済みのすべての機器で、新しいパスワードを入力し直します。スマホ、パソコン、テレビ、ゲーム機、スマート家電などが対象です。台数が多いと手間がかかるため、まとまった時間があるときに行ってください。

賃貸で前の入居者の機器が残っています。

自分の契約で新たに機器が貸与されるのが通常です。もし既存の機器をそのまま使う状況なら、Wi-Fiと管理画面の両方のパスワードを変更してください。状況が不明な場合はKDDIに確認してください。

パスワードを忘れてしまいました。

Wi-Fiのパスワードは、変更していなければ本体ラベルまたは台紙に記載されています。変更後に忘れた場合は、機器を初期化して初期値に戻す方法がありますが、他の設定も消えます。控えを紙で残しておいてください。

設定変更のやり方がわかりません。

機種によって手順が異なるため、付属の説明書を確認してください。開通工事の当日であれば、担当者に設定画面の入り方を聞いておくとスムーズです。プロバイダによっては有料のサポートサービスもあります。

市販ルーターを使っている場合

機器 設定する項目
ホームゲートウェイ 管理画面のパスワード
市販ルーター Wi-Fiのパスワード+管理画面
中継機・メッシュ機器 親機の設定を引き継ぐことが多い

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市販ルーターでWi-Fiを提供している場合、変更すべきパスワードは市販側にあります。ホームゲートウェイ側のWi-Fi機能は使っていないことになるため、どちらの機器が電波を出しているかを把握しておいてください。

家族で共有しておくこと

パスワードの管理

  • 変更後のWi-Fiパスワードを紙で残す/機器を追加するときに必要です
  • 保管場所を家族に伝える/ただし来客の目に触れない場所へ
  • 来客にはゲスト用SSIDを案内する/対応機種なら
  • 安易に写真で共有しない/画像が残り続けます

よくある失敗

  • 本体ラベルの写真をそのまま送ってしまう
  • 変更したパスワードを控えず、後で機器を追加できなくなる
  • 管理画面のパスワードだけ変更を忘れる

まとめ

この記事の要点

  • Wi-Fiのパスワードと管理画面のパスワードは別物。両方変更する。
  • 初期値は本体ラベルに記載。来客が読み取れる状態になりがちです。
  • 接続機器の一覧を確認し、身に覚えのない端末がないか見る。
  • ファームウェアの自動更新を有効にしておく。
  • ゲスト用SSIDが使えるなら、来客にはそちらを案内する。

いずれも費用はかかりません。開通日にまとめて済ませておくと、そのまま忘れずに運用できます。

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開通工事は日程を押さえた順に埋まっていきます。使いたい時期が決まっているなら、早めの手続きが確実です。

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※本記事の内容は2026年8月時点の公開情報に基づく参考値です。設定方法は機種により異なります。

【出典・注記】

  • 機器仕様・設定方法:KDDIおよび正規代理店の公開情報
  • 設定画面の構成、利用できる機能、暗号化方式は機種により異なります。具体的な操作方法は付属の説明書をご確認ください。
  • 本記事は一般的な対策の整理であり、特定の脅威に対する安全性を保証するものではありません。
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