フレッツ光を使っている方が「auひかりに乗り換えるべきか」を判断するための記事です。フレッツ光は月額にプロバイダ料が含まれておらず、合計すると割高になりやすいという構造上の特徴があります。

この記事では両者の料金構造の違いと、乗り換えの手続き、そして「フレッツ光のままでいい人」の条件まで整理します。

先に結論

  • フレッツ光はプロバイダ料が別/月額+プロバイダ料で合計が決まります。
  • auひかりはプロバイダ料込み/戸建て5,610円に含まれています。
  • au・UQユーザー/auひかりへの乗り換えでセット割も加わります。
  • フレッツ光のままがいいケース/全国対応が必要、特定のプロバイダを使い続けたい、など。

まずはauひかりのエリアを確認

戸建ては近畿・東海が原則対象外です。判定だけなら申し込みは不要です。

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※料金・適用条件は各社および申込窓口によって異なります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。

そもそもフレッツ光とは

NTT東日本・西日本が提供する光回線サービスです。光コラボの「元」にあたる存在で、ドコモ光もソフトバンク光も、このフレッツ光の設備を借りて提供されています。

区分 提供元 プロバイダ契約
フレッツ光 NTT東日本・西日本 別途必要
光コラボ 各事業者(NTT設備を借用) 月額に込みが一般的
auひかり KDDI(自社設備) 月額に込み

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フレッツ光の最大の特徴はプロバイダを自分で契約する必要がある点です。NTTには回線利用料を、プロバイダには接続料を、それぞれ支払う形になります。

料金構造の違い

項目 auひかり フレッツ光
回線利用料(戸建て) 5,610円(すべて込み) プランによる
プロバイダ料 別途 月1,000円前後が目安
合計 5,610円 合算すると割高になりやすい
請求元 1本にまとまる NTTとプロバイダの2本
スマホセット割 au/UQ(最大10回線) 原則なし

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フレッツ光が割高になりやすい2つの理由

  • プロバイダ料が別建て/請求が2本に分かれるため、合計額を把握しにくい
  • スマホセット割が原則ない/光コラボや独自回線のような割引の受け皿がありません

フレッツ光を長く使っている方ほど、2本の請求を合算した実際の支出額を把握していないケースがあります。まずは合計金額を確認してみてください。

速度の比較

項目 auひかり フレッツ光
回線設備 KDDI独自網 NTT網(光コラボ各社と共有)
実測(有線平均・下り) 約929Mbps プロバイダと環境による
上り速度 下りとほぼ同水準 下りより遅い傾向
混雑時間帯 影響を受けにくい 設備共有の影響あり
IPv6 標準対応・設定不要 プロバイダのオプション次第

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フレッツ光の設備は光コラボ各社と共有されているため、混雑の影響は光コラボと同じように受けます。「元祖だから速い」ということはありません。

ただしIPv6 IPoE対応のプロバイダを選び、対応ルーターを使えば混雑を回避できます。プロバイダを自分で選べることは、フレッツ光の数少ない利点でもあります。

au・UQユーザーなら乗り換える価値あり

プロバイダ料込みの月額に、スマホ割引が加わります。

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※記載の内容は本記事作成時点の情報です。特典は予告なく変更・終了する場合があります。

乗り換え手続きの違い

フレッツ光からの移行には2つのルートがあります。

移行先 手続き 工事 期間
光コラボ(ドコモ光など) 転用 原則不要 約2週間
auひかり 新規契約+解約 必要 2週間〜1ヶ月半

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光コラボへは「転用承諾番号」を取得するだけで、工事なしに移れます。設備が同じだからです。

auひかりは独自回線でNTT設備を使わないため、新たな引き込み工事が必要になります。手間はかかりますが、その代わり混雑の影響を受けない回線が手に入ります。

フレッツ光から移る際の注意点

  • プロバイダの解約も必要/NTTとの契約とは別に手続きします
  • プロバイダのメールアドレスが使えなくなる/重要な連絡先に登録している場合は事前に移行を
  • 電話番号の引き継ぎに制限がある場合がある/一部の番号や機器は引き継げません
  • NTTのi・ナンバーやISDN専用機器は利用できなくなります
  • レンタル機器の返却/ONUやルーターを返却します

フレッツ光のままでいい人

乗り換えないほうがいいケース

  • auひかりのエリア外/近畿・東海の戸建てなど
  • 特定のプロバイダを使い続けたい/メールアドレスや独自サービスを利用中
  • 法人契約で複数拠点をNTTで統一している
  • ISDNや特殊な電話サービスを使っている
  • 1〜2年以内に引っ越す可能性が高い/工事費の残債リスク

それ以外の方、特にau・UQユーザーであれば、プロバイダ料の一本化とスマホ割引の両方が得られるため、乗り換えのメリットは大きくなります。

3年総額で比べる

戸建てで3年使った場合を試算します。フレッツ光はプロバイダ料を月1,000円として計算しています。

ケース 3年の支出 スマホ割引 実質
フレッツ光(プロバイダ込み・目安) 約240,000円 0円 約240,000円
auひかり(スマホ他社) 約226,000円 0円 約226,000円
auひかり+au2回線 約226,000円 -79,200円 約146,800円
auひかり+au4回線 約226,000円 -158,400円 約67,600円

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スマホがau以外でも、プロバイダ料が一本化されるぶんauひかりが有利になります。au・UQユーザーなら3年で10万円以上の差になる計算です。

フレッツ光との比較に関するよくある質問

フレッツ光からauひかりへ、転用で移れませんか?

移れません。転用はフレッツ光から光コラボへ移る際の仕組みで、NTT設備を引き続き使うことが前提です。auひかりは独自回線なので、新規の引き込み工事が必要になります。

プロバイダのメールアドレスは残せますか?

解約すると使えなくなるのが基本です。事業者によっては有料でメールアドレスのみ継続できるプランがあります。銀行やサービスの登録に使っている場合は、乗り換え前にGmailなどへ移行しておくと安全です。

今のプロバイダ料がいくらかわかりません。

プロバイダのマイページか、クレジットカードの明細で確認できます。NTTからの請求とは別に引き落とされているため、見落としやすい部分です。合計額を把握しないと、乗り換えの損得は判断できません。

フレッツ光のほうが速いということはありますか?

設備は光コラボ各社と共有しているため、構造的な優位はありません。ただしIPv6 IPoE対応のプロバイダを選び、対応ルーターを使えば混雑を回避できます。プロバイダを自由に選べる点は、フレッツ光の利点と言えます。

フレッツ光の解約金はかかりますか?

契約プランと時期によります。「にねん割」などの割引を適用している場合、更新月以外の解約で解除料が発生することがあります。またプロバイダ側にも契約期間がある場合があるため、両方を確認してください。

解約金はauひかり側で補填されますか?

乗りかえスタートサポートで、他社の解約違約金相当額が最大30,000円還元されます。条件を満たせば上乗せキャッシュバック(戸建て20,000円)も加算されます。ただし上限があるため、金額は事前に確認してください。

フレッツ光ユーザーの選択肢を整理する

フレッツ光からの移行先は、大きく3つに分かれます。

移行先 工事 プロバイダ料 スマホ割
光コラボ(転用) 不要 月額に込み キャリアによる
auひかり 必要 月額に込み au/UQ(最大10回線)
フレッツ光のまま 不要 別途必要 原則なし

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どの選択肢でも、フレッツ光のままより料金面では有利になる可能性が高いのが実情です。プロバイダ料の別建てと、スマホセット割がないという2点が効いています。

移行を検討するときの手順

  1. 今の支出を合計するNTTからの請求とプロバイダからの請求を足します。ここを把握しないと比較できません。
  2. スマホのキャリアを確認するau・UQならauひかり、ドコモならドコモ光、というように候補が決まります。
  3. エリアを判定するauひかりは戸建てで近畿・東海が原則対象外です。
  4. 解約金と工事費の残債を確認するNTT側とプロバイダ側の両方を確認してください。
  5. 乗り換え先の還元と比べる還元が解約コストを上回るなら、動く価値があります。

まとめ

この記事の要点

  • フレッツ光はプロバイダ料が別建て。請求が2本に分かれ、合計を把握しにくい。
  • auひかりはプロバイダ料込みで5,610円(戸建て1年目)。
  • フレッツ光にはスマホセット割が原則ない。ここが最大の差。
  • 転用は光コラボ向けの仕組み。auひかりへは新規契約+工事になる。
  • プロバイダのメールアドレスは使えなくなる。事前の移行を。

まずは今払っている「NTT+プロバイダ」の合計額を確認してください。そこから比較が始まります。

Webからの申し込みで特典が適用されます

開通工事は日程を押さえた順に埋まっていきます。使いたい時期が決まっているなら、早めの手続きが確実です。

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※本記事の比較は2026年8月時点の公開情報に基づく参考値です。各社の料金は予告なく変更される場合があります。

【出典・注記】

  • auひかりの料金・提供エリア・特典:KDDIおよび正規代理店の公開情報
  • フレッツ光の料金体系:NTT東日本・西日本の公開情報。プロバイダ料は事業者により異なるため、本記事では月1,000円を目安として試算しています。
  • 実測速度:みんなのネット回線速度に投稿された直近3ヶ月のauひかり測定結果の平均値。表記の金額はすべて税込です。
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