月770円のオプションですが、これを外すと数万円を失います。auひかりの特典のほとんどが、ひかり電話への加入を条件にしているためです。
固定電話を使う予定がない人ほど「不要では」と考えますが、金額で見ると逆になります。この記事でその理由を整理します。
先に結論
- 月額770円/固定電話としての基本料金です。
- 外すと失うもの/auスマートバリュー、乗りかえスタートサポート(最大50,000円)、工事費割引の約半分。
- 電話機がなくても契約できる/使わなくても条件は満たせます。
- 結論/固定電話を使う予定がなくても、付けたほうが総額は安くなります。
ひかり電話込みで条件を確認する
特典の共通条件です。確認だけなら申し込みは不要です。
※料金・適用条件はプランおよび申込窓口によって異なります。最新の内容は遷移先の公式ページでご確認ください。
外した場合に失うもの
| 失うもの | 金額 |
|---|---|
| auスマートバリュー | スマホ1回線あたり最大1,100円/月 |
| 乗りかえスタートサポート | 最大50,000円 |
| 初期費用相当額割引の一部 | 約27,000円が自己負担に |
| 窓口限定キャッシュバックの条件 | 窓口による |
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3年間で比較する
| 項目 | 付けない | 付ける |
|---|---|---|
| ひかり電話の料金(3年) | 0円 | -27,720円 |
| スマバリ(au2回線・3年) | 0円 | +79,200円 |
| スタートサポート | 0円 | +50,000円 |
| 工事費割引の差額 | -27,000円 | 0円 |
| 差引 | -27,000円 | +101,480円 |
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3年で約12万円の差になります。月770円の節約が、これだけの損失を生む構造です。
なぜ工事費の割引まで減るのか
初期費用相当額割引は、ネット+ひかり電話をセットで契約している場合に満額が適用される仕組みです。ネット単体だと割引額が小さくなります。
| 契約内容 | 初期費用48,950円の扱い(戸建て) |
|---|---|
| ネット+ひかり電話 | 実質0円(35ヶ月で全額相殺) |
| ネット単体 | 約27,000円が自己負担 |
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ひかり電話の3年分(27,720円)とほぼ同額です。つまり工事費の差だけで、電話代の元が取れる計算になります。スマバリとスタートサポートは丸ごと上乗せです。
電話機がなくても契約できる
よくある誤解
- 電話機を買う必要はありません/契約するだけで条件は満たせます
- 電話番号は付与されます/使わなくても構いません
- ホームゲートウェイに電話端子があります/将来使いたくなったら差すだけです
- 基本料金の月770円以外に、使わなければ通話料は発生しません
「電話は使わないから不要」という判断は、オプションの月額だけを見て、失う特典を計算に入れていない状態です。
電話番号を引き継げるか
| 状況 | 引き継ぎ |
|---|---|
| NTT加入電話からの移行 | 可能な場合があります |
| 他社のひかり電話から | 条件により異なります |
| 新規に番号を取得 | 問題なく取得できます |
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引き継ぎに関する注意点
- 一部の番号や電話機は引き継げない場合があります
- NTTのi・ナンバーやISDN専用機器は利用できなくなります
- 2回線利用の場合は1回線になります
- 緊急通報の自動通報装置を使っている場合、申し込めないことがあります
- 番号を引き継ぎたい場合は、申し込み時に必ず伝えてください
通話料と付加サービス
基本料金とは別に、通話した分だけ料金が発生します。
確認しておくこと
- 通話料/かけた分だけ。使わなければ発生しません
- 付加サービス/発信番号表示、割込通話、迷惑電話ブロックなど。個別に契約すると割高です
- 電話オプションパック/複数の付加サービスをまとめた契約。総額1,980円分が月759円という形のパックもあります
- 実際に使う予定がなければ、基本料金だけで問題ありません
還元条件に含まれる場合
- 窓口によっては、電話の付加サービスへの加入が還元条件になっていることがあります
- その場合は最低継続期間を確認し、解約可能日をカレンダーに登録してください
- 外し忘れると、月額が還元額を食い潰します
「使わないから不要」という判断の落とし穴
固定電話を使わない前提で、月770円だけを見て判断すると次のようになります。
| 見ている数字 | 実際に動く金額(3年・au2回線) |
|---|---|
| 月770円 × 36ヶ月 = 27,720円 | スマバリ79,200円+還元50,000円+工事費27,000円 |
| 「節約できる」と考える額 | 実際に失う額 |
| 27,720円 | 約156,200円 |
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節約しようとした金額の5倍以上を失う計算です。オプション単体の月額だけを見ると、この構造が見えません。
スマホが他社の場合はどうか
スマバリが使えない場合でも
- 乗りかえスタートサポート(最大50,000円)は引き続き条件になります
- 工事費割引の満額適用にも関わります
- 3年で27,720円を払って、還元と工事費で約77,000円分
- スマホが他社でも、付けたほうが有利という結論は変わりません
ひかり電話に関するよくある質問
固定電話を使わないのに契約する意味はありますか?
あります。auスマートバリュー、乗りかえスタートサポート、工事費割引の満額適用という3つの条件になっているためです。月770円に対して、3年で10万円規模のリターンがある計算になります。電話機を用意する必要もありません。
後から追加できますか?
追加自体は可能な場合がありますが、特典は申し込み時点で確定します。後から加入しても、乗りかえスタートサポートなどが遡って適用されることはありません。申し込みの段階で決めてください。
通話料はいくらですか?
かけた分だけ発生します。使わなければ基本料金の770円のみです。通話が多い場合は、通話定額のオプションがあるかを申し込み時に確認してください。
今使っている電話番号を残せますか?
NTT加入電話からの移行であれば引き継げる場合があります。ただし一部の番号や機器は対象外です。番号を残したい場合は、申し込み時に必ず伝えて可否を確認してください。
申込時に「電話は不要」と伝えたらどうなりますか?
その内容で契約が確定し、スマートバリューやスタートサポートが対象外になります。折り返し電話の段階で「ひかり電話を付けるとどの特典が適用されるか」を確認したうえで判断してください。
解約するとどうなりますか?
auスマートバリューが対象外になり、スマホの割引が止まります。2回線なら月2,200円の損失です。また窓口の還元条件に含まれている場合、還元が取り消される可能性もあります。解約はおすすめしません。
電話番号は必ず付与されますか?
契約すると番号が割り当てられます。使わなくても問題はなく、電話機を接続しなければ着信も発生しません。基本料金の770円以外に、通話しなければ料金はかかりません。
付加サービスも申し込む必要がありますか?
スマートバリューやスタートサポートの条件は「ひかり電話への加入」なので、付加サービスは必須ではありません。ただし窓口の還元条件に含まれている場合は別です。その場合は最低継続期間を確認し、解約可能日を控えておいてください。
マンションでも同じですか?
基本的な位置づけは同じです。auスマートバリューの条件であること、初期費用相当額割引の適用に関わることは変わりません。金額の規模は戸建てより小さくなりますが、付けたほうが有利という結論は同じです。
ひかり電話を実際に使う場合
条件として契約するだけでなく、固定電話として使う予定がある場合の確認事項です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話機 | ホームゲートウェイの電話端子に接続 |
| 停電時 | 利用できません(機器に電源が必要) |
| 緊急通報 | 利用できますが、自動通報装置は非対応の場合あり |
| FAX | 機種や設定により相性の問題が出ることがあります |
| 番号の引き継ぎ | 契約状況により可否が分かれます |
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従来の固定電話との違い
- 光回線を使うため、停電すると使えません
- 回線に障害が出ると電話も止まります
- 災害時の連絡手段として固定電話に依存している場合は、この点を考慮してください
判断の手順
- スマホがau・UQか確認する該当するなら、スマートバリューだけで月額の元が取れます。
- 他社からの乗りかえか確認する該当するなら、スタートサポート最大50,000円の条件になります。
- 工事費の割引を確認するネット単体だと約27,000円が自己負担になります。
- 申し込み時に決める後から追加しても、特典は遡って適用されません。
1〜3のいずれかに当てはまれば、月770円は確実に回収できます。3つとも当てはまらないケースはほとんどありません。
まとめ
この記事の要点
- 月770円。ただし外すと3年で約12万円の差が生まれる。
- auスマートバリュー、スタートサポート、工事費割引の共通条件。
- 工事費の差額(約27,000円)だけで、3年分の電話代の元が取れる。
- 電話機は不要。契約するだけで条件を満たせる。
- 後から追加しても、特典は遡って適用されない。申込時に決める。
迷う要素はほとんどありません。特典を受け取るための必要経費と考えてください。
Webからの申し込みで特典が適用されます
開通工事は日程を押さえた順に埋まっていきます。使いたい時期が決まっているなら、早めの手続きが確実です。
※本記事の内容は2026年8月時点の公開情報に基づく参考値です。料金および適用条件は変更される場合があります。
【出典・注記】
- 料金・適用条件・電話サービスの制約:KDDIおよび正規代理店の公開情報
- 工事費割引の差額は初期費用と割引額の一般的な水準に基づく概算です。実際の金額は契約内容により異なります。
- 電話番号の引き継ぎ可否は契約状況により異なります。詳細は申込先にご確認ください。表記の金額はすべて税込です。