結婚、独立、同居人の入れ替わり、契約者の逝去——契約者を変える場面はいくつかあります。名義変更は新規契約ではないため、キャッシュバックの対象にはなりません。
この記事では、名義変更でできること・できないことと、手続き前に確認すべき点を整理します。
先に結論
- 契約は継続される/契約期間も工事費の割引期間も引き継がれます。
- キャッシュバックは対象外/新規契約ではないためです。
- auスマートバリューは再確認が必要/名義が変わると適用条件も変わります。
- 手続きには書類が必要/本人確認書類と、関係を示す書類。
新規で契約する場合はこちら
名義変更ではなく新規契約なら、特典の対象になります。
※名義変更の可否および必要書類は契約内容によって異なります。詳細はKDDIにご確認ください。
名義変更が必要になる場面
| 場面 | 内容 |
|---|---|
| 結婚・離婚 | 姓が変わる、または契約者を配偶者に変える |
| 同居人の入れ替わり | ルームシェアの解消など |
| 子どもの独立 | 親名義から本人名義へ |
| 契約者の逝去 | 承継の手続きになります |
| 個人から法人へ | 事業化に伴う変更 |
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姓の変更と名義変更は別です
- 結婚で姓が変わっただけなら、契約者は同一人物です
- この場合は「氏名変更」の手続きになります
- 契約者そのものを別の人に変える場合が「名義変更(承継・譲渡)」です
- 必要な書類も手続きも異なるため、窓口で状況を正確に伝えてください
名義変更で引き継がれるもの
| 項目 | 名義変更 | 解約→新規契約 |
|---|---|---|
| 契約期間のカウント | 引き継がれます | リセット |
| 工事費の割引期間 | 継続 | 新たに開始 |
| 契約解除料 | 発生しません | 発生 |
| 工事費の残債 | 発生しません | 一括請求 |
| 開通工事 | 不要 | 必要 |
| キャッシュバック | 対象外 | 契約歴により対象外の可能性 |
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費用面では名義変更のほうが圧倒的に有利です。解約して新規契約すると、還元も期待できないうえに残債だけが残ります。
手続きに必要なもの
一般に求められるもの
- 現契約者の本人確認書類
- 新契約者の本人確認書類
- 関係を示す書類/戸籍謄本、住民票など
- 新契約者の支払い情報/口座またはクレジットカード
- 契約者の同意/承継の場合は書面での手続きになることがあります
必要書類は状況で変わります
- 家族間の承継、第三者への譲渡、逝去に伴う承継で、それぞれ要件が異なります
- 手数料が発生する場合があります
- 手続き方法(店頭・郵送・オンライン)も内容によって変わります
- 事前にKDDIへ問い合わせて、必要書類を確認してから動いてください
名義変更後に確認すべきこと
手続きが終わったら、付随する契約の状態を確認してください。
| 確認項目 | なぜ必要か |
|---|---|
| auスマートバリュー | 名義が変わると適用条件も変わります |
| 支払い方法 | 新契約者の口座・カードに切り替わっているか |
| プロバイダの契約 | 別途手続きが必要な場合があります |
| オプションの継続 | そのまま引き継がれるかを確認 |
| ひかり電話の番号 | 引き継ぎの可否を確認 |
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スマートバリューは要注意です
- ネット契約者と携帯契約者の関係が条件に関わります
- 名義変更によって、これまで適用されていた回線が対象外になる可能性があります
- 手続き後、スマホ側の請求明細で割引が続いているか確認してください
- 止まっている場合は、新しい構成で再度申し込む必要があります
キャッシュバック目的で名義を変えるのは無意味
「家族の名義にすれば新規扱いになって還元がもらえるのでは」と考える方がいますが、成立しません。
理由
- 名義変更は新規契約ではありません/契約が継続するだけです
- いったん解約して家族名義で再契約した場合も対象外/同一世帯からの複数申し込みは否認条件です
- 判定は住所で行われます/名義を変えても同じ住所なら同一世帯とみなされます
- 解約すれば契約解除料と工事費の残債だけが残ります
還元の原資は「新規顧客獲得の対価」です。すでに契約がある住所では、その原資が発生しません。
名義変更と他の手続きの違い
| 手続き | 内容 | 契約の継続 |
|---|---|---|
| 氏名変更 | 同一人物の姓が変わった | 継続 |
| 名義変更(承継・譲渡) | 契約者が別の人に変わる | 継続 |
| 移転 | 設置場所が変わる | 継続 |
| 解約→新規契約 | 契約を結び直す | リセット |
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上の3つはいずれも契約が継続するため、解除料も工事費の残債も発生しません。4番目だけが費用を伴います。
手続き前に整理しておくこと
問い合わせ時に伝える内容
- 現契約者と新契約者の関係/家族、同居人、法人など
- 変更の理由/結婚、独立、逝去など
- 設置場所は変わるか/変わるなら移転手続きも必要です
- auスマートバリューの利用状況/継続できるかの確認に必要です
- 支払い方法の変更予定
名義変更に関するよくある質問
結婚で姓が変わりました。手続きは必要ですか?
契約者が同一人物なら「氏名変更」の手続きになります。名義変更(契約者そのものを変える手続き)とは別です。支払い口座の名義も変わる場合は、そちらの変更も必要になります。
名義変更にキャッシュバックはありますか?
ありません。新規契約ではないためです。窓口の還元もKDDIの公式特典も、新規の申し込みを対象としています。名義変更で費用が発生する可能性はあっても、還元は期待できません。
契約者が亡くなった場合はどうすればいいですか?
承継の手続きになります。必要書類が通常の名義変更とは異なるため、まずKDDIへ状況を伝えて確認してください。手続きが完了するまでの請求の扱いについても、あわせて相談することをおすすめします。
名義変更で契約期間はリセットされますか?
されません。契約が継続するため、更新期間も工事費の割引期間もそのまま引き継がれます。解約して新規契約する場合との最大の違いがここです。
同居人が出ていくので名義を変えたいです。
名義変更で対応できる可能性があります。必要書類は関係性によって変わるため、KDDIに状況を伝えて確認してください。解約して新規契約すると、契約解除料と工事費の残債が発生します。
手続きにどれくらい時間がかかりますか?
必要書類の準備と審査があるため、即日で完了するとは限りません。書類の郵送が必要な場合はさらに日数がかかります。引っ越しなど期限がある場合は、早めにKDDIへ相談してください。
名義変更と同時に引っ越すこともできますか?
名義変更と移転は別の手続きです。両方が必要な場合は、KDDIに状況を伝えて進め方を確認してください。順番や同時対応の可否は契約内容によります。いずれも契約は継続するため、解除料や工事費の残債は発生しません。
名義変更中もインターネットは使えますか?
契約が継続するため、通常は利用に影響しません。ただし支払い方法の切り替えなどで確認が必要になる場合があります。手続き時に、利用と請求の扱いをあわせて確認してください。
個人から法人に変更できますか?
可能な場合がありますが、条件と必要書類が異なります。法人契約はプランや窓口も個人向けと違うため、法人向けの窓口へ相談してください。なお名義変更は新規契約ではないため、キャッシュバックの対象にはなりません。
ケース別の進め方
| ケース | 手続き | あわせて確認すること |
|---|---|---|
| 結婚して姓が変わった | 氏名変更 | 支払い口座の名義 |
| 契約者を配偶者に変える | 名義変更 | スマバリの適用条件 |
| 子どもが独立して引き継ぐ | 名義変更 | 設置場所が変わるなら移転も |
| 契約者が逝去した | 承継 | 必要書類をKDDIに確認 |
| 同居人が退去する | 名義変更 | 関係性により書類が変わります |
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いずれの場合も、解約して契約し直すより名義変更のほうが費用面で有利です。まず可否を確認してください。
名義変更にかかる費用の考え方
| 項目 | 名義変更 | 解約→新規契約(戸建て12ヶ月目) |
|---|---|---|
| 契約解除料 | 0円 | 4,730円 |
| 工事費の残債 | 0円 | 約32,100円 |
| 新規登録料 | 0円 | 4,950円 |
| 手数料 | 発生する場合があります | — |
| キャッシュバック | 対象外 | 対象外の可能性が高い |
| 合計 | 手数料のみ | 約41,780円 |
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解約して契約し直すと約4万円の負担です。しかも還元は期待できないため、金額面では名義変更が明確に有利になります。
手続き前に整えておくと早い
問い合わせ前に用意するもの
- 現契約者の情報/氏名、契約時の電話番号、設置住所
- 新契約者の情報/氏名、連絡先、支払い方法
- 二人の関係を示せる書類の見込み/戸籍謄本や住民票が用意できるか
- 現在の契約内容/プラン、加入オプション、ひかり電話の有無
- auスマートバリューの登録回線/誰の携帯が登録されているか
最後の項目が重要です。名義が変わることで、これまで割引を受けていた回線が対象外になる可能性があります。手続き前に確認しておけば、後から慌てずに済みます。
まとめ
この記事の要点
- 名義変更なら契約が継続し、解除料も工事費の残債も発生しない。
- ただし新規契約ではないため、キャッシュバックの対象にはならない。
- 姓の変更(氏名変更)と、契約者を変える名義変更は別の手続き。
- 手続き後、auスマートバリューが継続しているか必ず確認する。
- 還元目的で名義を変えても成立しない。判定は住所で行われる。
費用面では名義変更が有利です。解約して契約し直すより、まずKDDIに手続きの可否を確認してください。
新規契約なら特典の対象になります
開通工事は日程を押さえた順に埋まっていきます。早めの手続きが確実です。
※本記事の内容は2026年8月時点の公開情報に基づく参考値です。手続き条件は契約内容により異なります。
【出典・注記】
- 契約条件・成果条件:KDDIおよび正規代理店の公開情報
- 名義変更・承継の可否、必要書類、手数料は契約内容および状況により異なります。具体的な手続きはKDDIへお問い合わせください。表記の金額はすべて税込です。