工事が終わればネットは使えますが、開通日にやっておくべきことが他に4つあります。ここを飛ばすと、数万円規模の特典を取り逃します。
この記事では、開通後にやることを優先順位つきで整理します。作業自体は1時間程度で終わります。
開通日にやること
- ①機器を接続してネットにつなぐ/10分程度。
- ②auスマートバリューを申し込む/申し込むまで割引ゼロ。遡及なし。
- ③還元の申請をする/スタートサポートと窓口キャッシュバック。
- ④カレンダーに登録する/オプション解約可能日、2回目の振込予定日。
これから申し込む方へ
開通後の手続きを見越して、条件を記録に残しておいてください。
※手続き方法および特典条件は申込窓口によって異なります。最新の内容は遷移先の公式ページでご確認ください。
①機器を接続する
工事担当者が設置と疎通確認まで行うのが一般的です。そのうえで、自分の機器をつなぐ作業が残ります。
- ホームゲートウェイの電源とランプを確認する正常なら各ランプが点灯します。点滅や消灯が続く場合は接続を確認してください。
- 有線でつなぐ機器を接続するデスクトップPC、ゲーム機、テレビなど。LANケーブルはカテゴリ5e以上を使ってください。
- Wi-Fiに接続するホームゲートウェイ本体または同梱の台紙にSSIDとパスワードが記載されています。
- 速度を測定するまず有線接続で測ります。これが回線の実力値です。
- Wi-Fiでも測定する有線と差がある場合、原因はWi-Fi側にあります。
Wi-Fiを使うなら確認しておくこと
- 5GHz帯に接続する/2.4GHzより高速で、電子レンジなどの干渉も受けにくくなります
- ホームゲートウェイの設置場所/家の中央・高い位置が有利です
- 密閉した収納に入れない/熱がこもり、電波も遮られます
- Wi-Fi機能を使うにはWi-Fiパック(月660円、スマバリ適用で330円割引)または市販ルーターが必要です
②auスマートバリューを申し込む
これが最優先です。開通しただけでは適用されず、申し込むまで一切割引が始まりません。しかも遡って適用されることはありません。
| 放置期間 | スマホ2回線 | スマホ4回線 |
|---|---|---|
| 3ヶ月 | 6,600円 | 13,200円 |
| 6ヶ月 | 13,200円 | 26,400円 |
| 1年 | 26,400円 | 52,800円 |
← 表は横にスクロールできます
手続きに必要なもの
- au ID と暗証番号(契約時に決めた4桁)
- ひかり電話の番号(開通後に確認できます)
- 登録する各携帯電話の番号(最大10回線)
- My auから5〜10分で完了します
auショップでの手続きが必要なケース
- 同居している別姓の家族を適用させる場合
- 住所が違う家族を適用させる場合(50歳以上なら別住所でも登録可)
- 5回線以上を適用させる場合
- いずれも本人確認書類と家族関係証明書類(戸籍謄本・住民票など)が必要です
開通日に手続きを済ませるのが確実です
スマートバリューは申し込むまで割引が始まりません。
※記載の内容は本記事作成時点の情報です。特典は予告なく変更・終了する場合があります。
③還元の申請をする
| 手続き | 必要なもの | 期限 |
|---|---|---|
| 乗りかえスタートサポート | 他社の解約違約金明細のコピー | 申込月を含めて12ヶ月以内 |
| 窓口キャッシュバック(申請型) | 振込先口座、案内メール | 窓口による |
| 窓口キャッシュバック(申請不要型) | — | 手続き不要 |
← 表は横にスクロールできます
申請の3大ルール
- 開通前の申請は無効/工事が完了してから手続きしてください
- 申請は1回のみ/複数送付した場合、最初のものだけが有効です
- 明細はコピーを送る/原本は返却されません
④カレンダーに登録する
| 登録する予定 | 理由 |
|---|---|
| オプションの解約可能日 | 外し忘れると還元を月額で食い潰します |
| キャッシュバックの振込予定日 | 届かなければ問い合わせる目安に |
| 2回目の振込予定日 | 分割型は2回目を忘れがちです |
| スタートサポートの申請期限 | まだ申請していない場合 |
| 契約の更新期間 | 3年後(マンションは2年後) |
← 表は横にスクロールできます
数ヶ月後の自分は申込時の条件をほぼ覚えていません。この5つを登録しておくだけで、取り逃しの大半を防げます。
翌月以降にやること
- 初回請求を確認する初月は日割りになるのが一般的です。この金額を本来の月額と思わないでください。
- スマホ側の明細でスマバリを確認するauひかりの明細ではありません。スマホの請求に割引の行があるかを見ます。
- 3ヶ月目の請求額を控える初月と2ヶ月目は調整が入るため、3ヶ月目が本来の月額です。
- 工事費の相殺を確認する「初期費用の分割」と「初期費用相当額割引」が同額で並んでいれば正常です。
- 身に覚えのないオプションがないか確認するあれば条件を照合してください。
やることの優先順位
| 優先度 | やること | 期限 | 金額の目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | auスマートバリューの申し込み | 期限なし(ただし遡及なし) | 月最大1,100円×回線数 |
| 2 | スタートサポートの申請 | 申込月から12ヶ月以内 | 最大50,000円 |
| 3 | 窓口キャッシュバックの確認 | 窓口による | 額面全額 |
| 4 | カレンダー登録 | — | 取り逃し防止 |
| 5 | 機器の接続と速度測定 | — | — |
← 表は横にスクロールできます
接続作業は最優先ではありません。工事担当者が疎通確認まで済ませているため、ネット自体はすでに使える状態だからです。金額に直結する手続きを先に片付けてください。
用意しておくと詰まらないもの
開通日までに手元に揃える
- 他社の解約違約金明細/コピーを取っておく
- au ID と暗証番号
- 家族の携帯番号一覧/スマバリに登録する分
- 振込先口座の情報
- 申込時の案内メール/条件と期限の確認用
- LANケーブル/カテゴリ5e以上
開通後の初期設定に関するよくある質問
工事の後、すぐに使えますか?
使えます。ホームゲートウェイを接続して電源を入れれば、その日から利用できます。プロバイダの設定情報を入力するような作業も、基本的に不要です。IPv6 IPoEにも標準対応しているため、利用者側の設定は必要ありません。
Wi-Fiのパスワードはどこにありますか?
ホームゲートウェイ本体のラベル、または同梱の台紙に記載されています。SSID(ネットワーク名)と暗号化キーの2つを確認してください。設定画面から変更することもできます。
速度が思ったより出ません。
まず有線接続で測定して、Wi-Fi側の問題か回線側の問題かを切り分けてください。LANケーブルがカテゴリ5e以上か、Wi-Fiが5GHz帯に接続されているかも確認します。マンションのタイプV・タイプEは建物設備側で最大100Mbpsに制限されるため、この場合は改善できません。
スマートバリューはいつまでに申し込めばいいですか?
期限はありませんが、申し込むまで割引が一切始まりません。遡っての適用もないため、放置した期間の分は戻りません。開通日に手続きするのが最も確実です。
初回の請求額が想定と違います。
初月は日割り、2ヶ月目は端数調整が入ることがあります。本来の月額を確認したいなら3ヶ月目の請求を見てください。それでも差がある場合は、加入オプションの内訳を確認してください。
ホームゲートウェイのランプが点滅しています。
配線の緩みがないか確認し、電源を抜いて1分待ってから入れ直してください。それでも改善しない場合はKDDIに連絡してください。工事直後であれば、工事担当者がまだ近くにいるうちに確認してもらうのが確実です。
パソコンがなくても設定できますか?
できます。Wi-Fiへの接続もMy auでの手続きも、スマートフォンから完結します。ただし速度を正確に測りたい場合は、有線接続できるパソコンがあると切り分けが容易になります。
前の回線はいつ解約すればいいですか?
auひかりの開通と疎通を確認してからです。先に解約するとネットが使えない期間ができます。二重払いは1ヶ月分程度で済むため、確実性を優先してください。解約時の違約金明細は、スタートサポートの申請に必要なので保管しておきます。
3ヶ月目までのスケジュール
| 時期 | やること |
|---|---|
| 開通当日 | スマバリ申込/還元申請/カレンダー登録/機器接続 |
| 翌月 | スマホ側の明細でスマバリを確認 |
| 2ヶ月目 | 工事費の相殺を確認 |
| 3ヶ月目 | 本来の月額を確認・記録 |
| その後 | オプション解約可能日・2回目の振込 |
← 表は横にスクロールできます
2行目が重要です。スマートバリューの割引はスマホ側に反映されるため、auひかりの明細だけを見ていると「適用されていない」と誤解します。
やり忘れると起きること
| やり忘れ | 結果 | 後から取り返せるか |
|---|---|---|
| スマバリの申し込み | 割引が始まらない | 申し込めば以降は適用(遡及なし) |
| スタートサポートの申請 | 最大50,000円を失う | 12ヶ月以内なら可能 |
| 窓口CBの手続き | 額面全額を失う | 期限内なら可能 |
| オプションの解約 | 月額が積み上がる | 過去分は戻らない |
← 表は横にスクロールできます
いずれも気づいた時点で動けば被害を止められます。ただし過去にさかのぼって取り戻すことはできません。だから開通日に片付けるのが最も損失が小さくなります。
まとめ
この記事の要点
- 開通日にやることは4つ。合計1時間程度で終わる。
- 最優先はauスマートバリューの申し込み。申し込むまで割引ゼロ、遡及なし。
- スタートサポートの申請は開通後・12ヶ月以内・1回のみ。明細はコピーで。
- オプション解約可能日と2回目の振込予定をカレンダーに登録する。
- スマバリの割引はスマホ側の明細に反映される。auひかりの明細ではない。
この4つを開通日に片付けてしまえば、あとは待つだけになります。
Webからの申し込みで特典が適用されます
開通工事は日程を押さえた順に埋まっていきます。使いたい時期が決まっているなら、早めの手続きが確実です。
※本記事の内容は2026年8月時点の公開情報に基づく参考値です。手続き方法は契約内容により異なります。
【出典・注記】
- 機器の仕様・手続き方法・特典条件:KDDIおよび正規代理店の公開情報
- Wi-Fiパック(内蔵無線LAN)の月額は660円、auスマートバリューまたは自宅セット割適用時は330円が割り引かれます。
- 推奨環境:LANケーブルはカテゴリ5e以上(10ギガ利用時はカテゴリ6a以上)。表記の金額はすべて税込です。