auひかりの特典には、申込窓口が独自に出すキャッシュバックと、KDDIが公式に提供する特典の2種類があります。この記事で扱うのは後者だけです。
公式特典はどの窓口から申し込んでも適用されます。つまり全員が受け取れる土台部分です。ここを正確に理解しておくと、窓口の説明が正しいかどうかを自分で判断できるようになります。
KDDI公式特典は4つ
- 初期費用相当額割引/工事費を実質0円にする割引。戸建て35ヶ月・マンション23ヶ月。
- 乗りかえスタートサポート(+上乗せCB)/他社の解約違約金相当を最大50,000円還元。
- auスマートバリュー/自宅セット割/スマホ1回線あたり最大1,100円/月割引、最大10回線。
- 超高速スタートプログラム/5ギガ・10ギガの利用料を35ヶ月間550円/月割引。
公式特典の適用条件を確認する
どの窓口から申し込んでも公式特典は適用されます。確認だけなら申し込みは不要です。
※特典内容・適用条件は予告なく変更される場合があります。最新の内容は遷移先の公式ページでご確認ください。
公式特典①:初期費用相当額割引
工事費を含む初期費用と同額を、毎月の料金から差し引く制度です。「工事費実質無料」と表現されるのはこの割引を指します。
| 項目 | 戸建て | マンション |
|---|---|---|
| 初期費用 | 48,950円 | 33,000円 |
| 割引回数 | 35ヶ月 | 23ヶ月 |
| 割引開始 | 開通月の翌月から | |
| 実質負担 | 0円 | 0円 |
← 表は横にスクロールできます
この特典の適用条件
- ネット+電話での申し込みが前提/ネット単体だと割引額が小さくなり、工事費の半分程度しか相殺されません
- 割引期間中に解約すると継続しない/残った工事費は一括請求されます
- 解約月の割引は日割りにならない/当月請求額を上限として割引されます
- 2021年7月1日以降の申し込みで、ずっとギガ得プランは35ヶ月、ギガ得プラン・標準プランは23ヶ月
プランによって割引回数が変わる点に注意してください。ずっとギガ得プラン以外を選ぶと、戸建てでも23ヶ月分しか割引されません。
公式特典②:乗りかえスタートサポート
他社回線からの乗りかえで、解約時にかかった違約金相当額を還元する制度です。本体と上乗せキャッシュバックの2階建てになっています。
| 特典 | 戸建て | マンション |
|---|---|---|
| スタートサポート本体 | 最大30,000円 | |
| 上乗せキャッシュバック | 20,000円 | 10,000円 |
| 合計 | 最大50,000円 | 最大40,000円 |
← 表は横にスクロールできます
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 対象 | 他社固定インターネット、ホームルーター、モバイルルーターからの乗りかえ |
| プラン(戸建て) | ずっとギガ得プラン+電話に新規申し込み、36ヶ月以上の継続利用 |
| プラン(マンション) | お得プランまたはお得プランA+電話に新規申し込み |
| 上乗せCBの追加条件 | 他社の解約金が実際に発生していること |
| 還元方法 | 郵便為替またはau PAY残高へのチャージ(マンションは一部が月額割引) |
← 表は横にスクロールできます
申請のルールが厳格
- 開通前の申請は無効/必ず工事完了後に申請してください
- 期限は申込月を含めて12ヶ月以内
- 申請は1回のみ/複数送付した場合は最初のものだけが有効
- 他社の解約違約金明細のコピーが必要/原本を送っても返却されません
公式特典③:auスマートバリュー/自宅セット割
auひかり(ネット+ひかり電話)とauスマホをセットにすると、スマホ料金が割引されます。UQ mobileの場合は「自宅セット割 インターネットコース」が該当します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 割引額 | 1回線あたり最大1,100円/月 |
| 対象回線数 | 最大10回線 |
| 対象範囲 | 同居家族。50歳以上の家族なら別住所でも可 |
| 必須条件 | ひかり電話への加入 |
| 申し込み | 自動適用されない。別途申し込みが必要 |
| 付帯特典 | 無線LANレンタル料が半額(660円→330円) |
← 表は横にスクロールできます
最も見落とされやすいのが「自動では適用されない」という点です。auひかりとauスマホの両方を契約していても、申し込まなければ割引は始まりません。My auまたはauショップで手続きしてください。
また、ピタットプラン5Gでデータ容量1GB以下の月は割引が適用されないなど、スマホの料金プランによって割引額や適用可否が変わります。
公式特典の適用条件を確認して申し込む
プランとオプションの構成で、適用される特典が変わります。
※記載の内容は本記事作成時点の情報です。特典は予告なく変更・終了する場合があります。
公式特典④:超高速スタートプログラム
戸建てで5ギガ・10ギガを選んだ場合に、高速サービス利用料を割り引く制度です。
| プラン | 通常の利用料 | 割引後(35ヶ月) | 37ヶ月目以降 |
|---|---|---|---|
| 5ギガ | 550円/月 | 0円 | スマバリ加入で0円継続 |
| 10ギガ | 1,408円/月 | 858円/月 | スマバリ加入で858円継続 |
← 表は横にスクロールできます
適用条件
- ずっとギガ得プランのみ/ギガ得プラン・標準プランは対象外
- 提供エリアは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部
- 戸建て限定。マンションでは選択できない
- 37ヶ月目以降の割引継続には、auスマートバリューまたは自宅セット割への加入が必要
- 割引は自動適用。手続きは不要
4つの特典は併用できるのか
| 組み合わせ | 併用 | 備考 |
|---|---|---|
| 初期費用割引 + スタートサポート | 可 | 乗りかえの定番パターン |
| 初期費用割引 + スマートバリュー | 可 | どちらもひかり電話が条件 |
| スタートサポート + スマートバリュー | 可 | 加入特典10,000円が加算される窓口もある |
| 超高速スタート + 他の3つ | 可 | ずっとギガ得プランが前提 |
| 4つすべて | 可 | 戸建て・乗りかえ・au利用・対象エリアが条件 |
← 表は横にスクロールできます
公式特典どうしは基本的に併用できます。さらに申込窓口が独自に出すキャッシュバックとも併用できるため、条件が揃うほど受取額が積み上がる構造です。
共通しているのは「ずっとギガ得プラン」と「ひかり電話」という2つの前提です。この2つを外すと、公式特典の大半が対象外になります。
公式キャンペーンに関するよくある質問
公式サイトから申し込んでも同じ特典を受けられますか?
この記事で挙げた4つの公式特典は、公式サイトからでも代理店からでも同じように適用されます。差が出るのは、窓口が独自に出すキャッシュバックの部分です。
公式特典に申請は必要ですか?
特典によって異なります。初期費用相当額割引と超高速スタートプログラムは自動適用です。一方、乗りかえスタートサポートは開通後の申請が必要で、auスマートバリューも別途申し込みが必要です。自動で適用される2つと、手続きが要る2つを区別して覚えてください。
特典はいつまで実施されますか?
多くは「終了日未定」で運用されていますが、予告なく変更・終了する可能性があります。初期費用相当額割引についても、割引条件や金額が変更となる場合は事前に告知されるとされています。検討している時点の条件を確認しておくのが確実です。
ネット単体で契約すると、どの特典が使えなくなりますか?
乗りかえスタートサポートとauスマートバリューが対象外になります。さらに初期費用相当額割引の額も小さくなり、工事費が実質無料になりません。ひかり電話は月770円ですが、外すと失うものが大きすぎます。
ギガ得プランや標準プランを選ぶとどうなりますか?
超高速スタートプログラムが対象外になり、戸建てでは乗りかえスタートサポートの条件も満たせません。初期費用相当額割引の回数も35ヶ月から23ヶ月に減ります。特典を重視するなら、ずっとギガ得プラン以外を選ぶ理由はほとんどありません。
引っ越しでも特典は継続しますか?
転居先がauひかりの提供エリア内で、継続利用の手続きをすれば初期費用相当額割引は継続します。エリア外への転居で解約扱いになる場合は割引が止まり、工事費の残債が請求されます。
手続きが必要な特典・不要な特典
公式特典は、放っておいても適用されるものと、自分で動かないと受け取れないものに分かれます。ここを取り違えると数万円を逃します。
| 特典 | 手続き | 逃した場合の損失 |
|---|---|---|
| 初期費用相当額割引 | 自動適用 | — |
| 超高速スタートプログラム | 自動適用 | — |
| 乗りかえスタートサポート | 開通後に申請(12ヶ月以内・1回のみ) | 最大50,000円 |
| auスマートバリュー | My auまたはauショップで申し込み | 月最大1,100円×回線数 |
← 表は横にスクロールできます
auスマートバリューには申請期限がありませんが、申し込むまで割引は一切始まりません。4回線分を1年放置すれば52,800円の損失です。開通したその日に手続きしてしまうのが確実です。
公式特典を最大化する構成
4つすべてを受けるための条件
- 戸建て(超高速スタートプログラムは戸建て限定)
- ずっとギガ得プラン(他プランだと超高速スタートとスタートサポートが対象外)
- ひかり電話に加入(スタートサポートとスマートバリューの必須条件)
- 他社からの乗りかえ(スタートサポートの前提。解約金の発生も必要)
- auまたはUQ mobileを利用(スマートバリュー/自宅セット割の前提)
- 5ギガ・10ギガの対象エリア(東京・神奈川・埼玉・千葉の一部)
すべてを満たすのは限られた条件ですが、逆に言えばどれを満たしていないかがわかれば、自分が受け取れる特典も自動的に決まります。窓口の説明を聞く前に、この6項目を自己判定しておくと話が早くなります。
まとめ
この記事の要点
- KDDI公式特典は4つ。どの窓口から申し込んでも同じように適用される。
- 初期費用相当額割引と超高速スタートプログラムは自動適用。
- 乗りかえスタートサポートは申請制(期限12ヶ月・1回のみ)、auスマートバリューは別途申し込みが必要。
- 4つとも併用でき、窓口独自のキャッシュバックとも併用できる。
- 共通の前提は「ずっとギガ得プラン」と「ひかり電話」。ここを外すと大半が対象外になる。
公式特典は全員が受け取れる土台部分です。ここを押さえたうえで、窓口ごとの上乗せを比べると判断がぶれません。
Webからの申し込みで特典が適用されます
開通工事は日程を押さえた順に埋まっていきます。使いたい時期が決まっているなら、早めの手続きが確実です。
※本記事の特典内容は2026年8月時点の公開情報に基づく参考値です。金額および適用条件は予告なく変更される場合があります。
【出典・注記】
- 特典金額・適用条件・申請ルール:KDDIおよび正規代理店の公開情報
- スマートバリューの割引額はスマホの料金プランにより異なります。表記の金額はすべて税込です。