auひかりの戸建てには、3年契約の「ずっとギガ得プラン」と、縛りのない「標準プラン」があります。縛られたくないという理由で標準プランを選ぶ人がいますが、失うものが大きいのが実情です。

この記事では両者の違いを金額で示し、どちらを選ぶべきかを整理します。

先に結論

  • 月額の差/標準プランは戸建てで約550円高くなります。
  • 失う特典/超高速スタートプログラム、スタートサポート、工事費割引12ヶ月分。
  • 得られるもの/契約解除料0円、いつでも解約できる自由。
  • 結論/2年以上使うなら、ずっとギガ得プランが有利です。

プランは申し込み時に決まります

後から変更しても、特典は遡って適用されません。

auひかりの条件を確認する

※料金・適用条件はプランおよび申込窓口によって異なります。最新の内容は遷移先の公式ページでご確認ください。

基本の比較

項目 ずっとギガ得プラン 標準プラン
契約期間 3年 なし
月額(電話込み・1年目) 6,380円 6,930円
2年目 6,270円 6,930円
3年目以降 6,160円 6,930円
契約解除料 4,730円 0円
工事費の割引期間 35ヶ月 23ヶ月
超高速スタートプログラム 対象 対象外
乗りかえスタートサポート 対象 対象外

← 表は横にスクロールできます

ずっとギガ得プランは使い続けるほど月額が下がる設計です。標準プランは一律で、下がりません。

3年で比べる

項目 ずっとギガ得 標準プラン
月額の合計(3年) 約225,720円 約249,480円
工事費の自己負担 0円 約16,700円
スタートサポート 最大50,000円 0円
5ギガの追加料金(3年) 0円 約19,800円
差引の負担 約175,720円 約286,000円

← 表は横にスクロールできます

乗りかえで条件を満たした場合、3年で10万円以上の差になります。契約解除料4,730円を避けるために、この差を負う計算です。

解除料4,730円のために失うもの

  • 月額の差/3年で約23,760円
  • 工事費割引の減少/約16,700円
  • 乗りかえスタートサポート/最大50,000円
  • 超高速スタートプログラム/5ギガの追加料金が発生
  • いずれも解除料を大きく上回ります

2年以上使うならずっとギガ得プラン

解除料4,730円より、失う特典のほうが大きくなります。

特典を確認して申し込む

※記載の内容は本記事作成時点の情報です。特典は予告なく変更・終了する場合があります。

短期でも標準プランが有利とは限らない

「1年で解約するかもしれないから標準プラン」という判断も、実は成立しにくくなっています。

12ヶ月目に解約した場合 ずっとギガ得 標準プラン
月額の合計(1年) 約76,560円 約83,160円
契約解除料 4,730円 0円
工事費の残債 約32,100円 約25,900円
スタートサポート -50,000円 0円
差引 約63,390円 約109,060円

← 表は横にスクロールできます

乗りかえでスタートサポートを受けられるなら、1年で解約してもずっとギガ得プランのほうが安くなります。解除料より還元額のほうが大きいためです。

標準プランが選択肢になるケース

  • 新築入居などで乗りかえに該当しない/スタートサポートが元々使えません
  • 数ヶ月で確実に引っ越す/短期利用が確定している
  • 更新期間を気にしたくない/管理の手間を金額より優先する
  • それでも月額の差(3年で約23,760円)は発生します

マンションの場合

項目 お得プランA 標準プラン
契約期間 2年 なし
契約解除料 2,290円 0円
更新期間 24ヶ月目〜
工事費の割引期間 23ヶ月 短くなります

← 表は横にスクロールできます

マンションは契約解除料が2,290円と低く、更新期間も24ヶ月目からです。縛りのデメリットが戸建てより小さいため、標準プランを選ぶ理由はさらに薄くなります。

更新期間の考え方

3年ごとに0円で解約できるタイミングがあります

  • ずっとギガ得プランの更新期間は契約満了月とその翌月・翌々月の3ヶ月間
  • 戸建てなら36ヶ月目から、マンションなら24ヶ月目から
  • この期間なら契約解除料も工事費の残債も0円です
  • 更新期間をカレンダーに登録しておけば、縛りは実質的に問題になりません

「縛り」に対する誤解

契約期間があること自体を避けたくなる気持ちは自然です。ただし実態を数字で見ると印象が変わります。

誤解 実際
「解約金が高い」 戸建て4,730円・マンション2,290円
「3年間は一切解約できない」 更新期間なら0円で解約できます
「標準プランなら費用がかからない」 工事費の残債は同じく発生します
「縛りなしのほうが安心」 月額が高く、特典も対象外になります

← 表は横にスクロールできます

2022年7月の法改正で契約解除料は大幅に下がりました。今の「縛り」は、以前ほど重いものではありません。

迷ったときの判定

この2問で決まります

  • Q1:2年以上住む見込みがあるか/YESならずっとギガ得プラン
  • Q2:他社から乗りかえるか/YESなら1年でもずっとギガ得プランが有利
  • 両方NOで、かつ数ヶ月で確実に引っ越すなら標準プランも選択肢

工事費の割引期間が変わる影響

プランによって、初期費用相当額割引の適用期間が変わります。ここは見落とされやすい部分です。

プラン 割引期間 戸建て48,950円の扱い
ずっとギガ得 35ヶ月 実質0円
標準プラン 23ヶ月 約16,700円が自己負担

← 表は横にスクロールできます

12ヶ月分の割引が失われるため、満了しても工事費が完全には相殺されません。「縛りがない代わりに月額が高い」だけでなく、初期費用の負担も増える構造です。

プランに関するよくある質問

後からプランを変更できますか?

変更が可能な場合がありますが、特典は申し込み時点で確定します。標準プランで申し込んで後からずっとギガ得プランに変えても、乗りかえスタートサポートが遡って適用されることはありません。申し込みの段階で決めてください。

縛りがあるのは不安です。

契約解除料は戸建てで4,730円、マンションで2,290円です。2022年7月の法改正で大幅に下がりました。重いのは工事費の残債のほうで、これは標準プランでも発生します。更新期間をカレンダーに登録しておけば、実質的な負担はほぼありません。

標準プランでもキャッシュバックはもらえますか?

窓口の還元条件に「ずっとギガ得プラン」が含まれていることが多く、標準プランでは対象外になる可能性があります。また公式の乗りかえスタートサポートも対象外です。申し込み時に確認してください。

5ギガは標準プランで選べますか?

超高速スタートプログラムの割引が適用されないため、追加料金550円がそのままかかります。ずっとギガ得プランなら35ヶ月間0円なので、3年で約19,800円の差になります。

更新期間はいつか確認できますか?

毎月の請求書またはMy auで確認できます。契約満了月とその翌月・翌々月の3ヶ月間が対象です。乗り換え先の開通には時間がかかるため、更新期間の1〜2ヶ月前から動き始めてください。

更新期間を過ぎたら自動更新されますか?

更新期間中に手続きをしなければ、同じ契約が継続します。ずっとギガ得プランなら次の3年間に入る形です。ただし工事費の割引はすでに満了しているため、以降の解約で発生するのは契約解除料のみになります。

結局どちらを選べばいいですか?

2年以上使う見込みがあるなら、ずっとギガ得プランです。乗りかえに該当するなら、1年で解約してもこちらのほうが安くなります。標準プランを選ぶのは、数ヶ月で確実に引っ越すことが決まっている場合くらいです。

マンションのプラン構成

プラン 月額 条件
お得プランA 4,180円 建物のタイプV16契約以上
お得プラン 建物・契約による
標準プラン 契約期間なし 月額が上がります

← 表は横にスクロールできます

マンションでどのプランが選べるかは、建物の契約戸数などの条件で決まります。エリア判定の結果で確認できます。

支払い方法にも差が出ます

マンションの窓口払いは月440円加算

  • 口座振替またはクレジットカードなら加算されません
  • 3年で15,840円の差になります
  • プラン選びと同じくらい、支払い方法の選択も月額に効きます

年数別・どちらが安いか

利用年数 乗りかえに該当 新規契約
数ヶ月 ずっとギガ得(還元が大きい) 標準プランも選択肢
1年 ずっとギガ得 ほぼ拮抗
2年 ずっとギガ得 ずっとギガ得
3年以上 ずっとギガ得 ずっとギガ得

← 表は横にスクロールできます

標準プランが有利になるのは「新規契約かつ数ヶ月で確実に引っ越す」という限られた場合だけです。それ以外はずっとギガ得プランを選んでください。

申し込み時に伝えること

プランに関する確認事項

  • ずっとギガ得プランで申し込む旨/還元条件にも含まれることが多くあります
  • ひかり電話も同時に/特典の共通条件です
  • 5ギガ・10ギガの対象か/戸建てなら確認する価値があります
  • 更新期間がいつになるか/カレンダーに登録しておきます

まとめ

この記事の要点

  • 標準プランは月額が約550円高く、3年で約23,760円の差。
  • 超高速スタートプログラムとスタートサポートが対象外になる。
  • 工事費の割引期間も35ヶ月から23ヶ月に短縮される。
  • 乗りかえなら、1年で解約してもずっとギガ得のほうが安い。
  • 更新期間をカレンダーに登録すれば、縛りは実質的に問題にならない。

解除料4,730円を避けるために10万円規模を失う——これが標準プランを選んだときの実態です。

Webからの申し込みで特典が適用されます

開通工事は日程を押さえた順に埋まっていきます。使いたい時期が決まっているなら、早めの手続きが確実です。

auひかりを申し込む

※本記事の試算は2026年8月時点の公開情報に基づく参考値です。実際の負担額は契約内容により異なります。

【出典・注記】

  • 料金・契約条件・特典条件:KDDIおよび正規代理店の公開情報
  • 工事費の自己負担額および残債は、初期費用と割引期間から機械的に算出した概算です。実際の請求額は契約内容により異なります。表記の金額はすべて税込です。
おすすめの記事