ドコモ光のマンションタイプは、戸建てタイプより月額が約1,320円安く、セット割を適用すれば実質3,190円〜で利用できます。ただし、建物の配線方式(光配線・LAN・VDSL)によって最大速度が大きく変わる点は要注意。特にVDSL方式だと100Mbpsに制限されます。本記事では、マンションタイプの料金・配線方式ごとの速度・工事の流れ・VDSLの注意点まで、契約前に知っておきたい情報を完全解説します。マンションでの光回線選びは「配線方式の確認」が9割と言っても過言ではありません。まずは自分の建物がどの方式かを知ることから始めましょう。
マンションタイプの料金
マンションタイプは、契約するタイプによって月額が異なります。基本の料金構成を確認しましょう。
| タイプ | 月額(2年定期) |
|---|---|
| タイプA | 4,400円 |
| タイプB | 4,620円 |
| 単独タイプ | 4,180円+ISP料 |
マンションタイプは戸建てより月額1,320円安い設定です。セット割(最大1,210円/回線)を適用すれば実質3,190円〜で利用できます。全体の料金はドコモ光の料金プランで確認できます。
配線方式と速度の違い
マンションの速度は、建物内の配線方式でほぼ決まります。3つの方式と実測目安を比較しました。
| 配線方式 | 最大速度 | 実測目安 |
|---|---|---|
| 光配線方式 | 1Gbps | 200〜400Mbps |
| LAN配線方式 | 100M〜1Gbps | 50〜300Mbps |
| VDSL方式 | 100Mbps | 30〜80Mbps |
最も高速なのは光配線方式で、各戸まで光ファイバーが届きます。LAN配線方式は建物内をLANケーブルで配線、VDSL方式は電話回線を利用するため速度が制限されます。
VDSL方式の注意点
VDSL方式のマンションでは、最大速度が100Mbpsに制限されます。動画視聴やWeb閲覧には足りますが、複数人での同時利用や大容量ダウンロード、オンラインゲームでは物足りなさを感じることがあります。特に家族が多い世帯では、VDSLの上限がボトルネックになりやすい点に注意が必要です。
自分の配線方式を確認する方法
契約前に、自分のマンションがどの配線方式かを確認しておくと、速度のミスマッチを防げます。以下の方法で簡単に確認できます。
- 管理会社・大家に問い合わせる:最も確実。建物の設備情報を教えてもらえます。
- NTTのエリア検索で住所を入力:配線方式が表示される場合があります。
- 室内の光コンセントを確認:光コンセントがあれば光配線方式の可能性が高いです。
- 電話モジュラージャックのみ:VDSL方式の可能性があります。
マンション工事の流れ
マンションの場合、すでに光設備が導入されていれば工事は簡単に済むことが多いです。
- 無派遣工事(3,300円程度):光コンセントが室内にある場合、立ち会い不要で開通できます。
- 派遣工事:宅内に光設備がない場合、作業員が訪問して光ケーブルを引き込む工事を行います。立ち会いが必要で、1時間程度かかります。
光コンセントが室内にあれば、機器を接続してv6プラス設定を行うだけで、すぐに使い始められるケースもあります。工事の詳細はドコモ光の工事内容と所要時間をご覧ください。
マンションタイプのメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 戸建てより月額が安い | 配線方式で速度が制限される |
| 工事が簡単なことが多い | VDSLだと最大100Mbps |
| セット割で実質3,190円〜 | 光配線への変更は個人では不可 |
| 初期費用を抑えられる | 建物により契約タイプが決まる |
光配線方式のマンションなら、安さと速度を両立できる好条件です。逆にVDSL方式で速度重視なら、代替回線も視野に入れましょう。マンション向け回線の選び方はマンションにおすすめの光回線も参考になります。
3つの配線方式の仕組みを詳しく
なぜ配線方式で速度が変わるのか、その仕組みを理解しておくと、契約前の判断がしやすくなります。
- 光配線方式:光ファイバーが各戸まで直接届く方式。減衰が少なく、最大1Gbpsの高速通信が可能です。新しめのマンションに多い方式です。
- LAN配線方式:建物の共用部まで光を引き込み、各戸へはLANケーブルで配線する方式。設備によっては1Gbpsに対応しますが、共用部の機器の性能に速度が依存します。
- VDSL方式:共用部から各戸へは既存の電話回線(メタル)を利用。距離により速度が落ち、最大100Mbpsに制限されます。古い建物に多い方式です。
つまり「各戸まで光ファイバーが来ているか」が速度を左右します。VDSLは電話線を使うため、どうしても速度が頭打ちになるのです。
マンションで速度を改善する方法
配線方式がVDSLでなくても、設定や機器次第で体感速度は変わります。マンションで実践できる速度改善策をまとめました。
- v6プラス(IPoE)を有効にして夜間の混雑を回避する
- ルーターを高性能なもの(Wi-Fi 6以上)に買い替える
- LANケーブルをCAT6A以上に交換する
- できるだけ有線接続を使う
- ルーターを部屋の中央・高い位置に置く
引っ越し・入居時の注意点
マンションへの引っ越しに合わせてドコモ光を契約する場合、事前に確認しておきたいポイントがあります。
- 建物の配線方式を確認:速度に直結するため最優先で確認。
- 光コンセントの有無を確認:あれば無派遣工事で早く開通できます。
- 工事の可否を管理会社に確認:新規配線が必要な場合は許可が要ります。
- 繁忙期は早めに申込:3〜4月は工事が混み合い、開通が遅れがちです。
特に配線方式は、入居後に「思ったより遅い」と後悔しないための最重要ポイントです。内見時や契約前に、管理会社へ確認しておくことを強くおすすめします。
よくある質問(FAQ)
まとめ
ドコモ光マンションタイプは、月額4,400円(タイプA)、セット割適用なら実質3,190円〜とお得です。ただし速度は配線方式に大きく左右され、光配線方式なら十分高速、VDSL方式だと100Mbpsに制限されます。契約前に必ず自分の建物の配線方式を確認し、VDSLで速度に不満がある場合は代替回線も検討しましょう。光配線方式なら、安さと速度を両立できる最有力の選択肢です。契約後に後悔しないよう、配線方式の確認だけは面倒がらずに済ませておきましょう。
