ドコモ光の概要と特徴
ドコモ光は、NTTドコモが提供する光コラボレーション(光コラボ)サービスです。NTTのフレッツ光回線をベースに、プロバイダ料金込みのセット料金で提供されるのが特徴です。
光コラボとは、NTT東日本・西日本が保有する光ファイバー回線を、他の事業者が借り受けてサービスを提供する仕組みのことです。回線品質はフレッツ光と同等でありながら、プロバイダ料金が一体化されているため料金体系がシンプルになっています。
ドコモ光は数ある光コラボの中でも契約者数が多く、日本国内で最も利用されている光回線の一つです。その理由は、ドコモのスマートフォンユーザーに対する手厚い割引制度と、全国をカバーする提供エリアの広さにあります。
プランは「1ギガ」と「10ギガ」の2種類があり、さらにプロバイダによって「タイプA」「タイプB」「タイプC」「単独タイプ」に分かれます。多くのユーザーにとっては、料金が最も安い「タイプA」の1ギガプランが最適な選択肢となるでしょう。
ドコモ光のメリット8選
メリット1:ドコモスマホとのセット割で毎月最大1,210円割引
ドコモ光の最大のメリットは、ドコモのスマートフォンとのセット割引「ドコモ光セット割」です。ドコモの対象プランを契約している家族全員のスマホ料金が、1回線あたり毎月最大1,210円(税込)割引されます。
| スマホプラン | 割引額/月 |
|---|---|
| ドコモ MAX(無制限) | 1,210円 |
| ドコモ ポイ活 MAX | 1,210円 |
| eximo | 1,100円 |
| irumo 9GB | 1,100円 |
| irumo 3GB/6GB | 1,100円 |
| irumo 0.5GB | 対象外 |
| ahamo | 対象外 |
例えば4人家族でドコモ MAXを使っている場合、月額4,840円(1,210円×4回線)の割引になります。年間では57,960円もの節約が可能で、これだけでドコモ光の月額料金を大幅に上回る割引額となります。
「ファミリー割引」グループに登録している回線が対象となるため、同居していない家族も離れて暮らす両親も割引の対象です。三親等以内の家族であれば最大20回線までグループに加入でき、事実婚や同性パートナーも含まれます。
メリット2:全国対応で引越しにも安心
ドコモ光はNTTのフレッツ光回線を利用しているため、全国のフレッツ光提供エリアで利用可能です。これはNURO光やauひかりなどの独自回線サービスにはない大きな強みです。
NURO光は北海道・関東・東海・関西・中国・九州の一部エリアのみ、auひかりもマンションでの利用が制限されるエリアがあります。一方ドコモ光は、フレッツ光が使える場所であればほぼ全国どこでも契約できます。
転勤や進学などで引越しが多い方にとっては、引越し先でも同じ光回線サービスを継続利用できる安心感は非常に大きいでしょう。引越し先がフレッツ光のエリア内であれば、移転手続きのみで引き続きドコモ光を利用できます。
メリット3:プロバイダを21社から自由に選べる
ドコモ光は、タイプAで16社、タイプBで5社、計21社のプロバイダから選択できます。光コラボの中でも選択肢が豊富で、自分のニーズに合ったプロバイダを選べるのは大きなメリットです。
- キャッシュバック金額(0円〜最大100,000円以上)
- Wi-Fiルーターの無料レンタル有無とスペック
- IPv6(v6プラス)対応・非対応
- セキュリティソフトの無料提供期間
- 訪問サポートの無料回数
- 通信速度の実測平均値
特にキャッシュバック金額はプロバイダによって大きく異なるため、同じドコモ光でも申込み窓口を変えるだけで数万円の差が生まれます。詳しくは「ドコモ光のプロバイダおすすめランキング」の記事で解説しています。
メリット4:新規工事費が実質無料
ドコモ光では「新規工事料実質0円特典」を実施しています。通常22,000円(税込)の工事費が、dポイント還元によって実質無料になるキャンペーンです。
工事費の支払い自体は発生しますが、同額のdポイント(期間・用途限定)が還元されるため、実質的な負担は0円です。ただし、dポイントでの還元は分割されるため、分割払い期間中に解約した場合は残債の支払いが必要となる点には注意が必要です。
なお、フレッツ光からの転用や他社光コラボからの事業者変更の場合は、そもそも回線工事が不要なため工事費もかかりません。すでにフレッツ光を使っている方は、工事費を気にすることなく乗り換えられます。詳しくは「ドコモ光の初期費用はいくら?」をご覧ください。
メリット5:フレッツ光からの転用が簡単
フレッツ光からドコモ光への乗り換え(転用)は非常にシンプルです。既存のフレッツ光回線をそのまま使うため、基本的に回線工事は不要。ONUなどの機器もそのまま使えるケースがほとんどです。
転用承諾番号の取得
NTT東日本またはNTT西日本に連絡し、「転用承諾番号」を取得します。Webまたは電話で手続きでき、即日発行されます。有効期限は15日間です。
ドコモ光に申込み
転用承諾番号を使ってドコモ光に申込みます。プロバイダの公式サイトやドコモショップで手続き可能です。
切り替え完了
申込みから約2週間程度で自動的にドコモ光に切り替わります。インターネットが使えなくなる期間はほとんどありません。
メリット6:10ギガプランで超高速通信に対応
ドコモ光は1ギガプランに加えて、最大10Gbpsの「10ギガプラン」も提供しています。4K/8K動画のストリーミング、大容量ファイルのダウンロード、複数端末の同時接続など、より高速な通信環境が必要な方にも対応可能です。
10ギガプランの月額料金はタイプAで6,380円(税込・2年定期契約)と、1ギガプランの戸建てタイプ(5,720円)との差額はわずか660円。ただし、10ギガ対応のルーターが必要となるため、ルーターの費用も考慮に入れる必要があります。詳しくは「ドコモ光10ギガの評判・対応エリア・料金を徹底解説」をご覧ください。
メリット7:dポイントが貯まる・使える
ドコモ光の月額料金でdポイントが貯まります。毎月の利用料金の1%がdポイントとして自動的に加算されるため、ドコモのdポイント経済圏を活用している方にとっては嬉しいメリットです。さらに、新規契約時にはキャンペーンでまとまったdポイントが付与されるケースもあります。
メリット8:サポート体制が充実
NTTドコモという大手キャリアが運営しているため、サポート体制が充実しています。ドコモインフォメーションセンター(151)への電話、ドコモショップでの対面相談、My docomoアプリからのチャットサポートなど、複数のチャネルで問い合わせが可能です。特にドコモショップは全国に約2,300店舗展開しており、インターネットの設定に不安がある方や対面で相談したい方にとっては、大きな安心材料となるでしょう。
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ドコモ光のデメリット7選
デメリット1:ドコモユーザー以外はメリットが薄い
ドコモ光の最大の強みであるセット割は、ドコモのスマホユーザーにしか適用されません。auやソフトバンク、格安SIMを利用している方にとっては、セット割のないドコモ光は割高に感じられるでしょう。ドコモユーザー以外で光回線を検討している場合は、お使いのスマホキャリアとセット割が効く光回線を選んだ方がお得です。
デメリット2:ahamoはセット割の対象外
ドコモの格安プラン「ahamo」はドコモ光セット割の対象外です。ahamoユーザーがドコモ光を契約しても、スマホ料金の割引は受けられません。ahamoユーザーには「ahamo光」という専用の光回線サービスが用意されています。ahamo光は戸建て月額4,950円(税込)、マンション月額3,630円(税込)と、ドコモ光よりも基本料金が安く設定されています。詳しくは「ドコモ光 vs ahamo光の違いを完全解説」をご覧ください。
デメリット3:2年契約の縛りと解約金がある
ドコモ光の定期契約プランは2年間の契約期間が設定されており、自動更新されます。更新月(契約満了月の当月・翌月・翌々月)以外に解約すると、以下の解約金が発生します。
| プラン | 解約金(税込) |
|---|---|
| 1ギガ 戸建て | 5,500円 |
| 1ギガ マンション | 4,180円 |
| 10ギガ | 5,500円 |
ただし、2022年7月以降に契約した場合の解約金は以前よりも大幅に引き下げられています。月額料金1ヶ月分程度の金額なので、以前ほど負担は大きくありません。
デメリット4:プロバイダ選びを間違えると損をする
21社もプロバイダがあるのはメリットでもありますが、逆に「どれを選べばいいか分からない」という悩みにもつながります。プロバイダ選びを間違えると、キャッシュバックをもらい損ねたり、IPv6非対応で速度が遅くなったりするリスクがあります。結論として、タイプAのGMOとくとくBB、OCNインターネット、@niftyの3社から選べば大きな失敗はありません。
デメリット5:混雑時に速度低下する可能性
ドコモ光はフレッツ光回線を他の光コラボサービスと共有しているため、利用者が集中する夜間のゴールデンタイム(19時〜23時頃)に速度低下が発生することがあります。ただし、この問題はIPv6(IPoE方式)に対応したプロバイダを選ぶことで大幅に緩和できます。従来のIPv4(PPPoE方式)では網終端装置での混雑がボトルネックになりますが、IPv6(IPoE方式)は混雑ポイントを通らないため、安定した速度を維持しやすくなります。詳しくは「ドコモ光の通信速度は遅い?実測データと速度改善方法」をご覧ください。
デメリット6:独自回線より最大速度が劣る
NURO光の最大2Gbps(10Gbpsプランもあり)やauひかり(独自回線エリア)と比較すると、ドコモ光の1ギガプランは最大速度1Gbpsと見劣りします。ただし、実際の利用場面では1Gbpsでも十分すぎる速度です。4K動画の視聴に必要な速度は約25Mbps、オンラインゲームでも50〜100Mbps程度あれば快適にプレイできます。ドコモ光でもv6プラス接続なら平均300Mbps程度は期待できるため、日常利用で困ることはほとんどないでしょう。
デメリット7:契約事務手数料がかかる
ドコモ光を新規契約する際には、契約事務手数料4,950円(税込)がかかります。この費用は工事費実質無料キャンペーンの対象外のため、必ず支払いが発生します。ただし、高額キャッシュバックを利用すれば事務手数料分は十分にカバーできるため、実質的な初期負担は抑えられます。
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ドコモ光がおすすめな人
- ドコモのスマートフォンを使っている人(セット割で家族全員お得)
- 家族でドコモを複数回線契約している人(割引効果が最大化)
- 全国対応の安心感がほしい人(転勤・引越しが多い方)
- プロバイダを自分で選びたい人(21社から選択可能)
- フレッツ光から工事不要で乗り換えたい人
- キャッシュバックなどの特典を重視する人
- ドコモショップでの対面サポートを利用したい人
ドコモ光がおすすめでない人
一方、以下に該当する方はドコモ光以外の光回線の方がお得になる可能性があります。
au/UQモバイルユーザー:auひかりやビッグローブ光など、auスマートバリュー対象の光回線の方がセット割でお得です。
ソフトバンク/ワイモバイルユーザー:ソフトバンク光のおうち割光セットで割引が受けられます。
ahamoユーザー:ahamo光の方が月額料金が安く設定されています。
提供エリア内でとにかく速度を重視する人:NURO光の方が理論上の最大速度が高く、実測値でもドコモ光を上回るケースがあります(ただしエリア限定)。詳しくは「ドコモ光 vs NURO光を徹底比較」をご覧ください。
他社光回線との料金比較
ドコモ光と主要な光回線を料金面で比較してみましょう。
| 光回線 | マンション月額 | 戸建て月額 | セット割キャリア | 最大速度 |
|---|---|---|---|---|
| ドコモ光(タイプA) | 4,400円 | 5,720円 | ドコモ | 1Gbps/10Gbps |
| ソフトバンク光 | 4,180円 | 5,720円 | SB/YM | 1Gbps/10Gbps |
| auひかり | 4,180円〜 | 5,610円〜 | au/UQ | 1Gbps/10Gbps |
| NURO光 | 2,090円〜 | 5,200円 | SB | 2Gbps/10Gbps |
| 楽天ひかり | 4,180円 | 5,280円 | 楽天 | 1Gbps |
| ahamo光 | 3,630円 | 4,950円 | ahamo | 1Gbps/10Gbps |
月額料金だけを見るとドコモ光は最安ではありませんが、ドコモスマホのセット割(最大1,210円×家族人数)を含めた実質負担額で考えると、ドコモユーザーにとっては最もコストパフォーマンスが高い選択肢となります。
よくある質問(FAQ)
まとめ:ドコモ光はドコモユーザーの最適解
ドコモ光のメリット・デメリットまとめ
ドコモ光はドコモスマホユーザーにとって最もバランスの良い光回線です。セット割・全国対応・プロバイダの選択肢・キャッシュバックの4つが揃った光回線は他にありません。
デメリットとして挙げたポイントの多くは、プロバイダ選びとIPv6設定で解決可能です。タイプAのGMOとくとくBBやOCNインターネットを選べば、速度・特典・サポートの全てにおいて高い水準が期待できます。
今なら工事費実質無料キャンペーンと高額キャッシュバックが同時実施中。ドコモユーザーの方は、この機会にぜひ検討してみてください。
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